いきなりオフ返上。マッシモ新監督就任「したたかに勝利求める」。風間八宏氏は解任│名古屋
名古屋の新監督に就任したフィッカデンティ氏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
23日の「オフ」が「16時から練習」に。
J1リーグ名古屋グランパスは9月23日、風間八宏監督の解任とマッシモ・フィッカデンティ新監督の就任を発表した。また当初、オフになっていた同23日、16時からのトレーニングが組まれた。フィッカデンティ氏はFC東京を率いたあと、昨季途中までサガン鳥栖で指揮を執り、成績低迷により解任されていた。
風間前監督との契約解除に伴い、名古屋の小西工己社長は次のようにコメントしている。
風間監督には、クラブ史上初めてのJ2降格を受け、クラブが生まれ変わるべくスタートを切った2017シーズンに監督に就任していただきました。
「攻守一体の攻撃サッカー」を掲げ、「技術」で相手を圧倒できるチームを創り上げるべく、熱心に指導にあたっていただき、私自身もチームの進化と新しい名古屋の風を肌で感じてきました。
風間監督には、2年半に渡り、これからクラブが目指すべきスタイルの礎を築いていただき大変感謝しています。
名古屋グランパスは、これからも日々進化を続け、ファミリーの皆さまと喜びあえる”時間(とき)”を共有できるよう残り8試合を全力で闘い抜きますので、最後までご声援よろしくお願いいたします」
フィッカデンティ氏は1967年11月6日生まれの51歳。イタリア出身。
2010-2011シーズンは長友佑都の所属していたセリエAのACチェゼーナ、2011-2012シーズンはカリアリ・カルチョを率いて、その後、2014年、2015年にFC東京、2016年から2018年途中までサガン鳥栖で指揮を執ってきた。
フィッカデンティ氏は次のようにコメントしている。
「このたび名古屋グランパスの監督としてチームを指揮する機会をいただいたことは大変光栄なことです。関係者の皆さまに感謝を申し上げます。
攻守一体の攻撃サッカーで、したたかに勝利を追い求め試合の中で起こりうるあらゆる状況に対応できる、そして最後まで戦い抜くスピリットを持ち合わせたチームを作ります。
グランパスサポーターの皆様と多くの勝利を共に喜びあえることを願っています。」
鳥栖を退団したあともJリーグで指揮を執ることを望んできた。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Nagoya Grampus ;Yahiro KAZAMA was dismissed. New coach is Massimo Ficcadenti.