Jリーグ復帰も?本田圭佑が意味深「次へ!」と英語で発信
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
二つの解釈可能。プレーオフ準決勝を喜ぶ?それとも…。
メルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑が5月3日、オーストラリアリーグ(Aリーグ)のレギュラーシーズン上位6チームで争うプレーオフ1回戦ウェリントン・フェニックス戦で先発。先制点をアシストする活躍を見せて、3-1の勝利に貢献した。
リーグ3位のメルボルン・Vが6位のウェリントンに快勝を収めて準決勝に進出。12日に同2位のシドニーFCと対戦する。
一方、本田はこの試合を控えた『FOX』のインタビューで、自身の去就について、「来年どこでプレーするかは決めていない。1年の滞在になることはあらかじめ知っていたが、残念に思わないでほしい」と発言。メルボルン・Vでのプレーが今季限りで終わることを示唆した。
オーストラリアのメディアでもそのコメントが一斉に報道。さっそく本田退団を前提に、「メルボルン・Vが新たなマーキープレーヤー探しに動き出す」(THE AGE)など続報も伝えられた。
するとプレーオフ1回戦を終えたあと、本田が自身のSNSのツイッター(アカウントは @kskgroup2017 )を更新した。
本田は一言だけ英語で、「Next!」(次へ!)とつぶやいた。
このタイミングだけに、準決勝進出を喜んでいる内容だと解釈できる。と同時に、移籍であり新たなステージに向かう意思表示とも捉えられる。その両方の意味を込めたとも言える。そのように、なんとも意味深の内容の投稿となっている。
いずれにせよ、6月13日に33歳になる本田は、果たしてどのような判断を下すのか――。オーストラリアリーグ制覇を果たせば、もしかするとメルボルン残留の可能性も浮上するのか? それともすでに次なる野望への準備を進めているのか? 東京五輪へのオーバーエイジでの出場が目標だと明言するだけに……。”一発逆転”を狙い、これから東京五輪モードに突入していくJリーグ復帰もあるのか?
ツイッターの投稿のコメント欄にもファンから、移籍先を予想する声とプレーオフ準決勝進出を祝福する声が入り混じっている。「ケイスケホンダ」の発言と動向から、再び目が離せなくなりそうだ。
文:サカノワ編集グループ