×

久保建英とロドリゴのレアル・マドリード対決実現せず。日本代表VSブラジル代表、いずれも不出場

久保建英(パラグアイ戦より)。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

レアル・マドリードの“未来”である二人、ロドリゴはベンチ枠が空いていたもののメンバー外に。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 0–1 ブラジル代表/2022年6月6日19:20/国立競技場

「キリンチャレンジカップ2022」のサッカー日本代表対ブラジル代表戦、ブラジルがネイマールのPKによるゴールで1-0の勝利を収めた。日本は2日のパラグアイ戦(〇2-0)に続く勝利ならず。一方、ブラジル代表は韓国戦(〇5-1)に続いてアジアツアー連勝。

 この試合で注目を集めたのが、日本の久保建英とブラジルのロドリゴの対決だった。2019年夏、二人は揃ってレアル・マドリードと契約。プレシーズンから、トップチームとBチームの公式戦で揃って出場していた。現在はレアル・マドリードの主力の座を掴もうとしているロドリゴ、そしてRCDマジョルカへの期限付き移籍を終えて新天地を探す久保――立場は大きく変わった。そんな今年21歳になったレアル・マドリードの“未来”と称される二人が、日本で対決することが期待された。

 しかし久保はベンチ入りしたものの出場機会を得られず。両サイドは三笘薫と堂安律、インサイドハーフは鎌田大地と柴崎岳が投入されて、久保にチャンスは巡ってこなかったのだ。

 一方、ロドリゴは韓国戦に続いてメンバー外に。しかも日本戦はベンチ枠12人が設けられていたものの、1枠空いた状態でありながら、ロドリゴは外れた。ただ試合後のセレモニーには登場していた。新型コロナウイルスなどとは関係ないものの、ケガなど何かしらのアクシデントに見舞われたようだ。この日、天候が雨だったことも影響したか。

 一時期は切磋琢磨し合ってきた二人だが、現在は異なるキャリアの道を歩んでいる。新シーズン、果たしてライバルとして戦うことになるのか。あるいは、レアル・マドリードで“白い巨人”のユニフォームを揃って着て戦う日が来るのか!?

【注目記事】
【清水】ゼ・リカルド氏が新監督就任へ。ブラジルのヴァスコ退団発表、エスパルス行きをSNSで報告

ヴィニシウスとリシャルリソンの喧嘩騒動、チッチ監督が激怒「フェイクニュースだ!」

【日本代表】ブラジル戦、ひと言寸評。好ゲームだったが「決定機ゼロ」の現実にこそ目を向けたい。三笘薫「選択肢としてドリブル以外も持てれば」

Ads

Ads