壮絶ダービー勝利の長友佑都が本音を吐露「真司ともっと戦いたかった反面…」
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ガラタサライが首位浮上、ベシクタシュは勝点4差の3位。
[シュペル・リグ 31節] ガラタサライ 2-0 ベシクタシュ /2019年5月5日/トルコ・テレコム・アリーナ
長友佑都が香川真司とのイスタンブールダービーを制す――。大詰めを迎えるトルコリーグで、ガラタサライSKが2-0でベシクタシュJKに勝利を収め、あと3試合を残して首位に浮上した。
シュート数がガラタサライから見て16本対14本という、まさに壮絶な撃ち合いに。そのなかで前半44分と後半立ち上がりの54分にゴールを奪ったホームチームが勝利を収めた。ガラタサライの長友は4-1-4-1の左サイドバックでフル出場、一方、ベシクタシュの香川は75分から15分間出場したもののゴールに絡めなかった。
この勝利でガラタサライはバシャクシェヒルFKと勝点で並ぶものの得失点差で首位に浮上した。一方、ベシクタシュは香川加入後、初の黒星を喫して、首位まで勝点4差に広がった。
長友は試合後、自身のSNSのツイッター( アカウントは @YutoNagatomo5 )を更新。まず「We are Galatasaray!」と絵文字を入れて、ドレッシングルームでのチームメイトと歓喜する様子を伝えたあと、次のように香川との対決を振り返った。
「イスタンブールダービーで香川真司と対戦。この舞台で日本人同士で戦えるのはかなり刺激的だった。もっと長い時間、真司と戦いたかった反面、ガラタサライが勝つためには真司にプレーしてほしくなかった。1番クオリティーがあり、怖い選手だから。15分だけで正直助かった。」
トルコリーグはあと3試合。この大一番を制したガラタサライが、ここから突き抜けるのか。それともベシクタシュが再び息を吹き返すのか。バシャクシェヒルも黙っていないはずだ。
次節、ガラタサライは8位リゼスポルとアウェーで5月11日、ベシクタシュは7位アランヤスポルとホームで5月13日(日本時間14日)に対戦する。
文:サカノワ編集グループ