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FCポルト加入決定の中島翔哉がインタビュー「喜びをプレーで表現したい」

ポルトの中島翔哉。※ポルトの公式ツイッターより

「勝利に貢献し、見ている人も楽しんでもらえるように」

 中島翔哉が7月5日、カタール1部リーグのアル・デュハイルからポルトガルリーグの名門FCポルトに完全移籍で加入することが決まった。

 ポルトガルの地元メディアの報道によると、中島とポルトは5年契約を結んだ。1年目の移籍金は約15億円で、中島の所有権の割合をアル・デュハイルも約半分保持することとで決着。今後、ポルトが5年かけて、計約100億円をアル・デュハイルに支払うという。背番号は「8」。

 また中島は、さっそくクラブの公式チャンネルのインタビューに登場。次のように新天地での抱負を語った。

「ポルトはすごく好きなチームで、こうしてユニフォームを着て、ポルトの一員になれたことを嬉しく思います。観てくれるファンやサポーターの期待に応えられるプレーをしていきたいし、チームの勝利に貢献できるプレーをしていきたいです」

 ポルトはプリメイラ(ポルトガル1部)リーグ28度の優勝を誇る名門。また、2003-04シーズンにはモウリーニョに率いられてUEFA欧州チャンピオンズリーグを制覇したことをはじめ、”チャンピオンズリーグに強いポルト”として多くのサッカーファンの印象にも刻まれている。最近3年間、すべて決勝トーナメントに進み、昨季はベスト8に残った。ただし新シーズンは、予選3回戦からの出場となる。

 中島はポルトの印象について次のように語っていた。

「チームはリーグ戦でもカップ戦でもすべて優勝を目指せるチームだし、個人的にはゴールとアシストを多く決めて、自分としては、楽しく自分らしく100パーセントの力を出せるようにやっていきたいです。(ホームのエスタディオ・ド・ドラゴンでのポルトについて)実際に試合を見たことはまだないですけど、ポルトは日本でも有名なビッグクラブ。ポルトに来ることができた喜びをプレーで表現して、自分も楽しんで、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしていきたいので、見ている人も楽しんでもらえたらと思います」

 ポルティモネンセに在籍したポルトガルリーグでは42試合15ゴールを記録。アル・デュハイルでの半年間のプレーを挟み、再びポルトガルの地で――しかも名門での戦いをスタートさせる。日本代表でも10番をつける”サッカー小僧”の熱く楽しみな新たなる戦いが始まる。

[文:サカノワ編集グループ]

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