中島翔哉がCL出場へマンチェスター入り!ポルト対シティ戦、ついにピッチに立てるか
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
直近のリーグ戦で約7か月ぶりのベンチ入り。26選手がイングランドへ。
[CL GS1節] マンチェスター・C – ポルト/2020年10月21日(日本時間22日4:00)/エティハド・スタジアム
ポルトガル1部FCポルトのMF中島翔哉が10月20日、アウェーで迎えるUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦に向けて、イングランドへの遠征メンバーに加わっていることが分かった。
クラブは公式サイトで、チームバスがポルトの空港に到着した際の動画と写真を公開。先行公開された動画に中島の姿は映っていないため、この重要な一戦はメンバー外かと思われた。しかし、そのあと展開された移動時のフォトギャラリーに、中島がギニアビサウ出身でU-21ポルトガル代表に選ばれるロマーリオ・バロとともに、機内に移動している写真もアップされた。
そして今回の遠征には、なんと26選手が参加。クラブはそのリストを公表し、中島も加わっている。その中から、先発11人、ベンチ7人が選ばれるだけに、メンバー入りするだけでも“至難”だが、主力選手の疲労面などを考慮すると、フル充電済の中島には十分チャンスがあるか。
果たして中島はベンチ入りすることはあるのか。あるいは先発抜擢もあり得るのか。
中島は直近の10月17日に行われたポルトガルリーグのスポルティング・リスボン戦(△2-2)で2020-21シーズン初めて、3月のリオ・アベFC戦(△1-1)で先発して以来約7か月ぶりにベンチ入りを果たした。出場機会は得られなかったものの、さまざまな騒動を経て、ようやく一歩を踏み出していた。
またポルトのセルジオ・コンセイソン監督はスポルティング戦の前、次のように中島についても語っていた。
「(各国代表の国際Aマッチのため)非常に長旅をしている選手もいて、選手のコンディションを理解するのに苦労しています。試合に向けてさまざまな戦略を立てていますが、この2週間、そういったコンディショニング的な要素のため、準備はより難しくなっています」「ナカジマとフェリペ・アンダーソンは、(ヘスス)コロナやオタビオとまた特性が異なります。相手チームに対し、より勝利する確率の高いチームを考えるとともに、サプライズに備える準備もしています」
いよいよ始まる欧州最高峰の舞台、シティ戦で中島は約7か月ぶりに公式戦のピッチに立つことができるのか。試合は日本時間22日午前4時にキックオフを迎える。
注目記事:ポルト監督が“中島翔哉問題”の真相激白「ナカジマは技術的にそそられるがサッカーは…」
[文:サカノワ編集グループ]