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トッテナムが日本代表MF鎌田大地の「1月獲得」を狙う。フランクフルトとの延長交渉は…

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ドルトムントも補強リストの最上位に――。

 カタール・ワールドカップ(W杯)ベスト16進出を果たしたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)で、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属するMF鎌田大地が、来年1月に開くヨーロッパ主要リーグの移籍マーケットで注目銘柄となっている。

 鎌田とフランクフルトの契約は今シーズン末の2023年6月まで。契約延長に向けて交渉が進められているとも報じられてきたが、まだ正式には発表されていない。このままフリートランスファーになる可能性もあるため、フランクフルトが移籍金を得られる、冬のマーケットでの移籍もあり得る状況になっている。

『フットボールインサイダー』はこのほど『ビルド』の情報をもとに、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、そしてドイツ1部ボルシア・ドルトムントの補強リストに、鎌田の名前が載っていると報じた。また、フランクフルトは契約延長を目指しているが「交渉は停滞している」という。

 そしてカタールW杯で納得のいくパフォーマンスをできなかった鎌田が、一体、何を考えているのか――もポイントになってくると見ている。

 同メディアはトッテナム担当記者の提言をもとに、スパーズが最近の移籍マーケットでは、さまざまな話に揺れて、結局後手に回り、ロドリゴ・ベンタンクール、デヤン・クルゼフスキのように、市場期限ギリギリで獲得に至ってきたことを指摘。そこで、これまで何度も噂に出てきた26歳の日本人トップ下に関して、市場が解禁される「1月上旬で契約が結べるように交渉しているようだ」と伝えている。

 とはいえライバルも多い。ドルトムントはイングランド代表にも選ばれた19歳の神童ジュード・ベリンガムが将来いずれにせよ移籍することを想定し、鎌田を欲しているという。他にプレミアリーグのエバートンFC、ポルトガル1部のSLベンフィカも鎌田獲得に関心を示している。ベンフィカとは今夏、移籍寸前まで話が進んでいたということだ。

 ソン・フンミン、ハリー・ケイン、リシャルリソン……現在最強と言える前線のタレントを生かす。そのために鎌田を2列目に加える――。確かに魅力的な陣容だが、“KAMADAのトッテナム移籍” 今度こそ実現なるか!?

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