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レアル・マドリード久保建英がソシエダ移籍へ最終調整「50%の権利売却」「2027年まで復帰可」

2019年のプレシーズンにレアル・マドリードでプレーした久保建英。(Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)

現地入りしメディカルチェックへ!

 スペイン1部レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英が7月16日、レアル・ソシエダへの移籍に向けて「最終調整」に入った。スペインメディア『マルカ』が報じた。

 記事によると、久保はレアル・ソシエダと2027年まで契約を結ぶ。その間、レアル・マドリードが復帰させる『買戻し』の権利を持てるというのだ。

 レアル・ソシエダが久保を獲得する。ただしマドリードは久保の保有権の50パーセントをキープし、今後も「影響力を持つ」。久保がブレイクを遂げた場合、2027年までにレアル・マドリードが復帰させられるということだ。

 レアル・マドリードとの5年契約の4年目を迎える21歳の久保だが、2022-23シーズンも、チーム内の非EU圏の外国籍選手3枠が埋まったまま(ヴィニシウス、ロドリゴ、エデル・ミリトン)。申請中であるヴィニシウスのスペイン国籍が認定されなければ、ラ・リーガではプレーできない状況が続いていた。

 記事によると、過去2シーズンも獲得を目指したソシエダが、今回も早い段階から久保獲得へ名乗りを上げてきた。しかしソシエダは「完全移籍」を希望し、マドリードはあくまでも単年での「レンタル移籍」を主張。話し合いは平行線を辿ってきた。マドリードも「レンタル」は、経済的に厳しい中位以下を相手に想定したもので、ソシエダへの「レンタル」は難しいと判断していたそうだ。

 そうしたなかで久保がソシエダでのプレーを希望したことで、話も動いていった。

 さらにスペインメディア『アス』も同日、久保たメディカルチェックのため、現地に向かったと報じた。

 マドリーでは、久保と同世代のヴィニシウス、ロドリゴが加入から浮き沈みがあったなかで大きく飛躍を遂げていった。クラブはその軌跡を知るだけに、その能力を高く評価する久保についても、簡単に売却するつもりはないというスタンスを取ってきた。

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