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ヴォルフスブルクが堂安律の獲得へ「間違いなくウインガー1人加える」

東京オリンピックでの堂安律。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

フランクフルト、マインツ、ハノーファーも狙う。

 日本代表と東京オリンピック日本代表に選ばれるオランダ1部リーグPSVアイントホーフェンが保有権を持つMF堂安律は、昨季のアルミニア・ビーレフェルトへの期限付き移籍を終え、2021-22シーズン、引き続きドイツ・ブンデスリーガでのプレーを希望している。 

 ビーレフェルトは買い取りオプションを付帯していた。しかし1部残留決定弾を決めるなど活躍した23歳のレフティに対し、完全移籍のための500万ユーロ(約6億5000万円)の違約金(移籍金)をPSVに支払えないとして、完全移籍での獲得を断念。堂安の保有権は一旦、PSVに戻っていた。

 そうしたなか、ドイツでのプレー続行を希望する堂安に対し、オランダメディア『フットボール・インターナショナル』によると、1.FSVマインツ05、アイントラハト・フランクフルト、同2部のハノーファー96が獲得を検討していると報じていた。

 さらに『シュポルト・ブッツァー』は、VfLヴォルフスブルクも、堂安獲得を検討していると報じている。ヴォルフスブルクでは、2シーズン通算リーグ53試合・3ゴールを記録していたブラジル人のウイング、ジョアン・ヴィクトールが、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ジャジーラ・クラブに移籍。さらに他の選手にも移籍の噂があるため、「この夏、ウインガーを必ず一人は獲る。いや、二人もあるかもしれない」ということだ。

 そこで東京オリンピック日本代表では「10番」をつけて全6試合に先発した堂安が、候補に浮上しているということだ。

 PSVはアタッカー陣が充実し、現状では堂安の居場所がないということだ。果たして、どのクラブからオファーが届くのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]