【湘南】鳥栖戦は高橋コーチ指揮へ。曺貴裁監督が当面自粛に
湘南の曺貴裁監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
Jリーグと協議の上で事実関係の調査を実施。
湘南ベルマーレは8月13日、先週末のジュビロ磐田戦(〇3-2)後のオフを挟み練習を再開した。元選手・スタッフらの証言からパワーハラスメントではないかという疑惑が浮かんだ報道を受けて、この日から曺貴裁監督が練習の参加を見送ることが決まった。
湘南は同日にクラブ公式ホームページで、「本日からの練習について」と題して、次のように発表した。
「本日からの練習について現在、弊クラブの曺貴裁監督がパワーハラスメント行為を行った疑惑があるという報道がされています。
クラブとしましては、今後Jリーグと協議の上で事実関係の調査を行ってまいります。
なお、本日より曺監督はJリーグの調査が終了するまで現場での指揮及び指導を控えることとします。
今回の決定は疑義を正しく審査いただくための措置となります。
湘南ベルマーレは本事案に対し引き続き公正に、かつ適切に対処して参ります。」
そのように当面、曺貴裁が練習での指導、試合での指揮から離れるという。2017年からコーチを務める高橋健二氏が基本的に現場を司ることになった。
チームは8月17日19時から、ホームのBMW Shonan スタジアム平塚で、サガン鳥栖と対戦する。
クラブは前日に「一部報道について」と題し、次のような発表をしていた。
「8月12日(月)発行のスポーツ報知と日刊スポーツにおきまして、湘南ベルマーレの監督である曺貴裁がパワーハラスメント行為を行った疑惑があるという内容の記事が掲載されております。
クラブとしましては、記事内容の詳細を確認し、Jリーグと協議の上で、報道された内容に関する事実関係の調査を速やかに行ってまいります。
応援して下さるサポーターの皆さま、ご支援いただいている企業の皆さまに、多大なるご心配をおかけすることにつきましては、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。」
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[文:サカノワ編集グループ]