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【松本×名古屋】赤﨑AT弾でドロー。反町監督「皮肉にもパワープレーでやられた」と苦笑い

反町康治監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ホーム4か月ぶりの勝利へ、永井龍の先制ゴールが80分に飛び出したが――。

[J1 23節] 松本 1-1 名古屋/2019年8月18日/サンプロ アルウィン

 松本山雅FC対名古屋グランパスの一戦は、80分に永井龍が先制ゴールを決めて、ホームチームがリーグ10試合ぶり、アルウィンでは約4か月ぶりの白星か――と思われた。しかし90+2分、途中出場の名古屋のFW赤﨑秀平が「気持ちで押し込みました」とカウンターからヘディング弾をねじ込み、1-1で引き分けた。

  試合の主導権も握りシュート数も上回り、チャンスも多く作った。それだけに勝ちたかった……。目の前で勝点3が零れ落ちた松本の反町康治監督は試合後のフラッシュインタビューで、次のように悔しそうに語った。

「狙い通りにできたと思うんですけれど、(ポゼッションが武器の名古屋に)皮肉なものでパワープレーでやられてしまったという(苦笑)。最後の最後にしっかりそういうところをできるかが強いチームかどうかで、そうではないということになるかもしれない。辛い結果ですけれど、目を逸らすことなくやっていきたいと思います」

 今回は先発選手を入れ替えて臨み、それぞれが機能。効果を発揮した。

「少し相手を見据えてやらざるを得なかったので、この1週間、しっかりトレーニングで話を聞いて、選手がしっかりついてきてくれました。それだけに残念と言いますか、勝点3で終わりたかったですね」

 それでも最低限と言えるポイント1の上積みはできた。それをポジティブに捉えるしかない。連敗は免れ、ここ4試合は3分1敗だ。

「名古屋には前半戦で勝っていたので、『もう一つ(白星)』と思っていたんですけれど……。ただ、対戦が二巡目に入ってから、(どの相手とも)そこそこやれていると思いますので、それを続けて、やはり勝点3を取るゲームをしないと我々も厳しいです。少し攻撃的な部分のトレーニングを増やして、話をして、上手くタレントを使いながら、やっていきたいと思います」

 次節は8月23日の金曜日、アウェーでの浦和レッズ戦だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:Matsumoto Yamaga FC vs NAGOYA GRAMPUS – The game ended in a three‐two [2‐2].

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