2人目の「リーズ経由」豊川雄太がベルギーへ移籍。監督はマケレレ!
豊川が思い切ったチャレンジを決断!(C)SAKANOWA
リーズに完全移籍後にレンタル。現在1部最下位のKASオイペンが発表。「とてもスピードがあり、ゴール前で攻撃的で非常に危険なプレーを見せてくれるはずだ」
ベルギー1部のKASオイペンが1月5日、前ファジアーノ岡山の豊川雄太の獲得を発表した。豊川は昨季限りで岡山での期限付き移籍が終了。ただ鹿島アントラーズからは復帰の発表がされていなかった。イングランドチャンピオンシップリーグ(実質2部)のリーズに完全移籍し、オイペンにレンタルされる。
豊川は現地入りしており、クラブはさっそく公式ホームページで豊川の写真とともに詳しいレポートを掲載。J1とJ2で通算20ゴールを奪い、世代別代表でも14試合・3ゴールを決めているアタッカーであることなどが紹介されている。
また、クリストフ・フンケル・ゼネラルディレクターはこの23歳の日本人選手の加入について、「(昨年12月に加入したフランス人FWの)フロリアン・ラスペンティーノ(すでに2試合・1得点を記録)に続く、二人目のアタッカーを獲得できて満足している。雄太はスピードがありゴール前で攻撃的で非常に危険なプレーを見せ、今1部最下位のチームを浮上させるきっかけを作ってくれるはずだ。ようこそオイペンへ」と期待を寄せている。
KASはカタールの王家がオーナーを務めており、元フランス代表のクロード・マケレレが監督を務めている。現在1部16位の最下位に沈んでいる。豊川は1月7日からのドーハ合宿に合流。その後、1月のうちに選手登録を済ませてデビューを目指す予定だ。
文:サカノワ編集グループ