【スペイン紙】久保建英ら選出のマジョルカは「とても国際的」
日本代表での久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
バレンシア戦のあと、3人が代表戦へ――。
スペイン紙『マルカ』はこのほど、RCDマジョルカからMF久保建英ら3人が9月1週の国際Aマッチ期間に代表チームへ招集されたことを特集。「マジョルカはとても国際的」と題した記事で、それぞれの選手についてのレポートを掲載した。
記事では、レアル・マドリードからレンタル移籍で加入した久保(18歳/日本代表/4試合・0得点)をはじめ、DFマルティン・ヴァルイェント(23歳/スロバキア代表/1試合・0得点)、MFアレクサンダル・トライコフスキ(26歳/北マケドニア代表/38試合・12試合)の3人が来週の国際Aマッチ期間、各国の代表活動に招集されたことを紹介。「メスタージャ(バレンシアのホームスタジアム)での試合のあとの国際Aマッチ期間、代表チームに招集された3人の外国籍選手がそれぞれの国へ出発します」と伝えている。
久保以外のふたりはEURO2022の予選に臨む。
マジョルカは9月1日(日本時間2日0:00)、アウェーでバレンシアCF戦と対戦する。マジョルカのビセンテ・モレノ監督は久保について「今週とても良くトレーニングをしています。メンバー入りする可能性はあります」と語っており、メンバー入りが濃厚だ。
また、日本代表の森保一監督は8月30日のメンバー発表の記者会見の席で、久保について、「6月のキリンチャレンジカップとレベルの高いコパ・アメリカでプレーしたなか、戦力になると考えて、今回も招集した。 試合(公式戦)だけ見れば(出場機会は)十分でないかもしれないが、レアル・マドリードのプレシーズンから試合に出ている様子はチェックしてきた。現在もトレーニングも積めていて、90分の練習試合もしているところで招集を決めた。(期待しているところは)持っているものを出し切って、もっともっと成長するため、ギラギラしたものをチームの中で見せてもらいたい」と、期待を寄せていた。
日本代表は9月5日にカシマサッカースタジアムでパラグアイ代表とキリンチャレンジカップ(親善試合)を行い、10日にアウェーでミャンマー代表とのカタール・ワールドカップ・アジア2次予選の初戦に臨む。
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[文:サカノワ編集グループ]