FIFAが2022年カタールW杯の公式エンブレムを発表
2022年カタール・ワールドカップの公式エンブレム。(C)FIFA
曲線は砂漠を連想、8つのスタジアムを取り入れて、世界をつなぐ。
FIFA(国際サッカー連盟)は9月3日、2022年に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)の公式エンブレムを発表した。
発表会は首都カタールで行われ、公表されると同時に大会の”顔”となる大会エンブレムが多くのサッカーファンや選手がSNSなどで拡散された。
エンブレムは、このビッグイベントが世界を”つなぐ”デザインとなっている。アラブ文化の特徴的な要素を取り入れて、曲線は砂漠を連想させる。そのなかに8つのスタジアムがあしらわれていて、永遠のつながりを意味するように「無限大」のループを描いている。また、アラブの湾岸地域で多く着用されるシュマグ(スカーフ)の形状もインスパイアされている。加えてアジアから多くの影響を受けてきたカタールの多文化社会も表現しているという。
そしてエンブレムに伴う文字も、現代と伝統をミックスさせたものとなり、全体として大胆なデザインに仕上がっている。そして――カタールを舞台に美しいゲームが展開されていく、という期待へと導いている。
この発表と同時に、日本代表もカタールに向けた戦いをスタートさせる。
日本代表は9月5日にカシマサッカースタジアムでパラグアイ代表とキリンチャレンジカップを行い(19:20開始、チケット発売中)、その後、ミャンマーへ移動。2022年に向けた最初の戦いとなるカタールW杯のアジア2次予選、アウェーでのミャンマー代表戦に臨む。
FIFAランキングは、日本は33位タイ(ナイジェリアと並ぶ)、パラグアイは39位、ミャンマーは135位。
過去の日本の対戦成績は、パラグアイが3勝4分2敗(9得点・9失点)とほぼ互角。一方、ミャンマー(ビルマ)は5勝5分2敗(17得点・12失点)で、1994年10月のアジア大会以来の対戦となる。
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