マジョルカ久保と対決!レアルにアザール、ベイル、カゼミーロ…代表組が続々合流
プレシーズンのアウディカップ、フェネルバフチェ戦。緑色のサードユニフォームで臨んだレアル・マドリード。(C)Audi Cup 2019
別メニュー調整のクロースは強度を上げてきたが今週末は回避か?
[スペイン1部 9節] マジョルカ – レアル・マドリード/2019年10月19日21:00(日本時間20日4:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
レアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英が10月19日、初めて所属元と対戦する。しかもマジョルカのホームでの一戦。地元の熱いサポーターとともに「白い巨人」を迎え撃つ。
一方、敵地に乗り込むレアル・マドリードだが、クラブ公式ホームページによると、10月16日の全体練習には、国際Aマッチ期間に各国代表チームの活動に臨んでいた選手たちが続々と合流したという。エデン・アザール、ティボ・クルトゥワ(いずれもベルギー代表)、カゼミーロ、ミリトン(いずれもブラジル代表)、そしてアルフォンス・アレオラ(フランス代表)が加わり汗を流した。一方、ルカ・モドリッチ、ナチョ、トニ・クロースは別メニュー調整。ただクロースとルーカス・バスケスはボールを扱う練習を行ったという。
そして17日には、すべての代表組が復帰。上記3人は別メニュー調整を続けているが、クロースはボールを使用した単独での練習の強度を上げているそうだ。一方、代表帰りであるクルトワ、ラファエル・ヴァラン(フランス代表)、ガレス・ベイル(ウェールズ代表)が屋内で調整したという。
ジネディーヌ・ジダン監督は両日とも、カスティージャやユースから多くの選手を招集して、紅白戦などを行ったそうだ。
レアル・マドリードはUEFA欧州チャンピオンズリーグでは苦戦を強いられているものの、国内リーグでは5勝3分(16得点・8失点)と無敗で首位に立っている。
一方、マジョルカは2勝1分5敗(6得点・12失点)で降格圏の18位。ただし、この中断明けは、レアル・マドリードも全体練習の時間か限られるだけに、ある意味、一泡吹かせるチャンスはあると言える。
果たして日本代表の活動からマジョルカに戻ったばかりの久保は、ピッチに立つチャンスを得られるのか? 逆に全体練習には参加できずにいたものの、先発でのサプライズ起用もあり得るのか!? スペインに渡って約2か月が経った久保自身にとっても、積み重ねてきたものを思い切ってぶつける貴重な場であり、サッカー人生の中でも重要な”大一番”を迎える。
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[文:サカノワ編集グループ]