【ACL決勝 浦和】興梠慎三が明かす「0-1で耐え『ホームで勝負だ』とみんなで話した」
浦和の興梠慎三。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
時差の影響も…防戦一方のシュート20本対2本。2週間後の11月24日、埼スタで第2戦。
[ACL 決勝 1st] アル・ヒラル 1–0 浦和 /2019年11月9日(日本時間10日)/サウード国王大学スタジアム
アジアチャンピオンズリーグ( ACL )決勝・第1戦(ファーストレグ)、浦和レッズはアウェーでアル・ヒラル(サウジアラビア)に0-1で敗れた。第2戦は11月24日19時から埼玉スタジアムで行われ、浦和が”逆転”するためにはゴールが必須となる。
浦和は立ち上がりにファブリシオの折り返しを関根貴大が合わせたシーン以外、チャンスらしいチャンスを作れなかった。特に後半は時差の影響も徐々に出てきて相手への対応が遅れていった。迎えた60分、浦和の左サイドから崩され、クロスをカリージョに押し込まれ先制点を与え、結局、これが決勝点となった。
アジアサッカー連盟(AFC)のデータでは、シュート数はアル・ヒラルの20本対浦和の2本。 ボールポゼッション率は、アル・ヒラルの70パーセント対浦和の30パーセント。
キャプテンマークをつけてフル出場した興梠慎三は試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。
「難しい試合になり、相手に1点を奪われたあと、ゴールを狙うのも難しい状況で、みんなで話し合い、このまま0-1で乗り切って『ホームで勝負しよう』と話をしました。
ここで0-1で負けたことを、プラスにします。ホームで借りを返したいと思います」
そのように浦和のエースストライカーはホームでの勝利を誓った。
興梠はこれまでこの大会、5試合連続でアウェーゴールを決めていたが、ACLタイ記録となる6試合連続弾はならなかった。
ACL決勝の第2戦は2週間後の11月24日、浦和のホーム、埼玉スタジアムで行われる。19時キックオフ。浦和が2年ぶりのアジア王者になるためには勝利が必須となる。
浦和が1-0で勝利した場合、延長戦(アウェーゴールは適用されない)、さらにPK戦に突入する。アル・ヒラルがアウェーゴールを奪うと、その時点で、延長戦はなくなる。
両チームのメンバーは次の通り。
▼アル・ヒラル
▽先発
GK
1 アブドゥラー・アルムアイフ
DF
2 モハンメド・アルブライク
5 アリ・アルブライヒ
12 ヤシル・アルシャハラニ
20 チャン・ヒョンス
MF
7 サルマン・アルファラジ
MF
8 アブドゥラー・オタイフ
(89分→28 モハメド・カンノ)
9 セバスティアン・ジョビンコ
(87分→24 ナワフ・アルアビド)
19 アンドレ・カリージョ
29 サレム・アルダウサリ
FW
18 バフェティンビ・ゴミス
▽控え
GK
30 モハメド・アルワキド
DF
70 モハンメド・ジャハファリ
MF
10 モハンメド・アルシャルフーブ
27 ハタン・バヘブリ
FW
11 サレハ・アルシェフリ
▽監督
ラズヴァン・ルチェスク
▼浦和レッズ
▽先発
GK
25 福島春樹
DF
4 鈴木大輔
5 槙野智章
31 岩波拓也
MF
8 エヴェルトン
16 青木拓矢
27 橋岡大樹
41 関根貴大
(85分→3 宇賀神友弥 )
FW
7 長澤和輝
(75分→14 杉本健勇)
12 ファブリシオ
30 興梠慎三
▽控え
GK
23 岩舘 直
DF
2 マウリシオ
MF
22 阿部勇樹
10 柏木陽介
29 柴戸 海
▽監督
大槻 毅
関連記事:【浦和】ACL決勝へGK福島春樹「ポジティブに」。西川周作の出場停止で”チャンス”
[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Asia Champions League FINAL;Al-Hilal FC – Urawa Reddiamonds.