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【U-22日本代表】市場価格ランキング。久保と堂安が12億円、3位と「10倍」以上の差!札幌の菅が意外にも…

2019年11月、U-22コロンビア戦に先発したU-22日本代表(現・U-24代表)のメンバー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

菅が東京世代の国内組1位に。冨安が事実上の3位。

 移籍専門サイト『トランスファーマーケット』のデータをもとに、キリンチャレンジカップのU-22コロンビア代表戦に臨んだU-22日本代表の22選手の『推定市場価格』をチェックし、ランキングにまとめた。

 あらゆるデータをもとに算出された「推定市場価格」は、あくまでも参照と言えるデータ。ただ全世界のプロ選手を数値化していて、それぞれの世界のマーケットでの目安となる一つの評価を知ることができる。

 トップは、PSVの堂安律、そしてレアル・マドリーからRCDマジョルカに期限付き移籍した久保建英が1000万ユーロ(12億円)で並んだ。いずれも日本人選手全体の2位タイにあたる(1位は中島翔哉の2500万ユーロ。ちなみに、先ほど久保の価値が1700万ユーロで、20億円を超えたと伝えたのは、スペイン紙『アス』が独自にまとめた「市場価格」だった)。

 ただ、トランスファーマーケットでのデータでは、ここからの差が開いていて、3位の菅原由勢(AZ)は100万ユーロ(1億2000万円)。久保&堂安とは何と10倍の差が開いている。

 さらに三好康児(アントワープ)と菅大輝(札幌)の90万ユーロ(約1億円)、橋岡大樹(浦和)、前田大然(マリティモ)、立田悠悟(清水)の80万ユーロ(約9500万円)と続く。この世代の国内組1位が菅というのはやや意外だ。

 基本的には欧州のトップリーグでプレーする、あるいは日本代表で国際大会に出る、そういった舞台を踏むことで、ようやく「世界」の指標に上がってくる感じだ。久保、堂安(さらには冨安健洋)との「差」を埋めるタレントが、9か月後の東京オリンピック本番を迎えるまでには数人出てきてほしいところだ。

 ランキングは以下の通り。

▽日本代表の『推定市場価格』
※『トランスファーマーケット』参照

1位 久保建英 1000万ユーロ/約12億円
(MF/18歳/RCDマジョルカ)

1位 堂安 律 1000万ユーロ/約12億円
(MF/21歳/PSV)

3位 菅原由勢 100万ユーロ/約1億2000万円
(DF/19歳/AZアルクマール)

4位 三好康児 90万ユーロ/約1億円
(MF/22歳/ロイヤル・アントワープFC)

4位 菅 大輝 90万ユーロ/約1億円
(MF/21歳/北海道コンサドーレ札幌)

6位 前田大然 80万ユーロ/約9500万円 
(FW/22歳/CSマリティモ)

6位 橋岡大樹 80万ユーロ/約9500万円 
(DF/20歳/浦和レッズ)

6位 立田悠悟 80万ユーロ/約9500万円 
(DF/21歳/清水エスパルス)

9位 中山雄太 75万ユーロ/約9000万円 
(DF/22歳/PECズォレ)

10位 板倉 滉 70万ユーロ/約8000万円 
(DF/22歳/フローニンゲン)

11位 食野亮太郎 50万ユーロ/約6000万円  
(MF/21歳/ハート・オブ・ミドロシアンFC)

11位 岩田智輝 50万ユーロ/約6000万円  
(DF/22歳/大分トリニータ)

11位 大迫敬介 50万ユーロ/約6000万円  
(GK/20歳/サンフレッチェ広島)

11位 原 輝綺 50万ユーロ/約6000万円  
(DF/21歳/サガン鳥栖)

15位 高 宇洋 40万ユーロ/約5000万円  
(MF/21歳/レノファ山口)

16位 小川航基 35万ユーロ/約4200万円  
(FW/22歳/水戸ホーリーホック)

17位 鈴木冬一 25万ユーロ/約3000万円
(MF/19歳/湘南ベルマーレ)

18位 長沼洋一 20万ユーロ/約2400万円
(MF/22歳/愛媛FC)

19位 瀬古歩夢 15万ユーロ/約1800万円
(DF/19歳/セレッソ大阪)

20位 上田綺世 10万ユーロ/約1200万円
(FW/21歳/鹿島アントラーズ)

21位 谷 晃生 7万5000ユーロ/約1000万円
(GK/18歳/ガンバ大阪)

22位 田中駿汰 ――
(DF/22歳/大阪体育大学※来季の札幌入り内定)

参照:冨安健洋 900万ユーロ/約10億円
(DF/21歳/ボローニャ)
※今回リハビリ中のため招集されず。

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[文:サカノワ編集グループ]

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