【移籍情報】マッシモ流充実補強。名古屋が稲垣祥を広島から獲得「僕を必要としオファーをいただいた恩をピッチで返したい」
名古屋のフィッカデンティ新監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
J1通算152試合出場の実力者。
名古屋グランパスは12月27日、サンフレッチェ広島のMF稲垣祥を完全移籍で獲得したと発表した。
稲垣は東京都出身、1991年12月25日生まれ、28歳。ポジションはミッドフィルダー。175センチ・70キロ。これまでのキャリアは、帝京高校 ― 日本体育大学 ― ヴァンフォーレ甲府 ― 広島。
2019年は広島でJ1リーグ24試合・4得点。これまでの通算成績は、J1リーグ152試合・15得点を記録している。マッシモ・フィッカデンティ監督らしい堅実かつ大きな補強と言えるだろうか。J1で実績ある実力者を引き抜くことに成功した。
稲垣は名古屋の広報部を通じて、次ようにコメントしている。
「このたび、グランパスファミリーの一員となれることを嬉しく思います。
名古屋での新たなチャレンジにワクワクしております!
僕を必要とし、オファーをいただいた恩をピッチで返していきたいと思います!
これからよろしくお願いいたします」
また、広島のファンには次のようにあいさつをしている。
「3年間お世話になりました。
広島での残留争いも優勝争いもすべてが僕の人生の財産です。
そしてタイトルを獲るために広島へ来たなかで、その目標を達成できず非常に悔しく、ファン・サポーターの皆さまへ申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回このような決断をするにあたって、選手として新たな環境でチャレンジしていくことが今の僕がもう一段成長するには必要だと思い決断させていただきました。
広島での3年間はどれも本当に素晴らしい経験でした。
サンフレッチェに関わる全ての人に心から感謝致します。
ありがとうございました!」
稲垣の新たなる挑戦が名古屋で始まる――。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Sho INAGAKI of Sanfrecce HIROSHIMA to complete full transfer to NAGOYA Grampus.