【移籍情報】吉田麻也、Jリーグ復帰か!? シャルケ降格でフリートランスファーに
吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
1年間の契約更新の条件は満たしたが――。
[ドイツ・ブンデス1部 34節] ライプツィヒ 4-2 シャルケ/2023年5月27日15:30(日本時間22:30)/レッドブル・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部最終34節、シャルケ04がRBライプツィヒに2-4で敗れ、シーズン17位に終わり、1シーズンでの2部降格が決定した。
今季1年間プレーしたカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表キャプテンのDF吉田麻也は条項により、フリートランスファーになるという。シャルケ残留(新契約)もあり得るが、新天地を求める可能性が高まっている。果たしてJリーグ復帰もあるか。
吉田は最終節、ベンチ入りしたものの出場機会を得られず。今季リーグ29試合、DFBカップ2試合、トータル31試合に出場した。
『キッカー』によると、吉田はシャルケでの公式戦トータル25試合出場を果たすと、自動的に1年間契約が延長されるオプションが付帯されていたという。しかし条件は“1部残留を果たした場合”だった。
チームの2部降格決定により、吉田は一旦フリートランスファーになる。
シャルケではゲームキャプテンも務め、チームが苦しい時期を支えて、一時は1部残留圏にも引き上げた。しかしシーズン終盤は控えが続き、途中出場した32節のバイエルン・ミュンヘン戦では完全に振り切られて失点にも絡んでしまった。
そこから2試合は出場機会を得られなかった。
カタールW杯ベスト16進出に貢献した34歳のセンターバックは、アジリティやスピード面では課題があるものの、パワーやビルドアップの精度の高さでは、十分まだトップリーグでも通用しそうである。1年前には「できるだけ高いレベルでプレーすること」を条件に、シャルケでのプレーを選択した。
これまで古巣であるJ1リーグの名古屋グランパスから復帰のオファーもあったという。Jリーグでのプレーもあり得るのか!? まだまだ欧州での戦いにこだわるのか!? あるいはシャルケ残留もあるのか!? カタールW杯日本代表キャプテンの動向が注目を集めそうだ。