【鹿島】名古屋のMF和泉竜司を完全移籍で獲得「人として強くなるために決断」
名古屋での和泉竜司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
J1で4シーズンプレー、2019年は31試合・6ゴール。
鹿島アントラーズは1月4日、名古屋グランパスのMF和泉竜司を完全移籍で獲得したと発表した。
和泉は1993年11月6日生まれ、26歳、三重県出身。173センチ・72キロ。
これまでのキャリアは、FC四日市 ― 市立船橋高 ― 明治大 ― 名古屋(2016年から) ― 鹿島。2019シーズンは、31試合・6ゴール、ルヴァンカップ5試合・0得点。これまでの通算成績は、J1リーグ77試合・9得点、J2リーグ39試合・1得点、ルヴァンカップ11試合・0得点、天皇杯通5試合・0得点。U-20日本代表に選出。
和泉は鹿島のファンに向けて、次のようにコメントしている。
「はじめまして、名古屋グランパスから加入することになりました和泉竜司です。
まず僕を必要としてくれたクラブに感謝します。
今シーズン、本気で全てのタイトルを獲るために覚悟を持って来ました。
そのために全力で戦います。
応援よろしくお願いします」
一方、4年間プレーしてきた名古屋のファンには次のように感謝を伝えている。
「名古屋グランパスに関わる皆さま、このたび鹿島アントラーズに移籍することになりました。グランパスでプロをスタートしてこの4年間、クラブ初の降格や1年での昇格、残留争いとたくさんの経験をしましたが、全てが僕にとって宝物です。
ファン・サポーターの皆さまになかなかいい思いをさせてあげられなかったことが本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕を成長させてくれたグランパスに関わる皆さまには感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。
そして社長を始め強化部、クラブ、ファン・サポーターの皆さまの僕に対する想いはすごく感じましたし、本当に幸せ者だと思います。
この決断は本当に悩みましたし、簡単な決断ではありませんでした。
でも自分自身成長するため、もっともっとサッカー選手、人として強くなるために決断しました。
ピッチで活躍する姿を見せることが皆さまへの恩返しだと思うので、強い覚悟をもって頑張ります。
本当に4年間ありがとうございました」
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[文:サカノワ編集グループ]