名古屋が湘南FW山﨑凌吾を完全移籍で獲得「ベルマーレはみんなで助け合い、時にはぶつかり、困難なことも何度も乗り越えていくことができるチームでした」
名古屋への完全移籍が決まった湘南FW山﨑凌吾。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
日本人屈指の大型ストライカー。「熱気に満ち溢れるグランパスファミリーの皆さまの前で戦えることを今からとても楽しみです」
名古屋グランパスは1月5日、湘南ベルマーレのFW山﨑凌吾を完全移籍で獲得したと発表した。
山﨑は1992年9月20日生まれ、岡山県出身、27歳。187センチ・80キロ。これまでのキャリアは、瀬戸サッカースポーツ少年団 ― ヒーロー備前 ― ヒーローJrジュニアユース ― 玉野光南高 ― 福岡大 ― サガン鳥栖 ― 徳島ヴォルティス ― 湘南。
2019シーズンはJ1リーグ31試合・5得点、ルヴァンカップ2試合・0得点。通算成績は、J1リーグ48試合・9得点、J2リーグ92試合・22得点。前線からのプレスを惜しまない、貴重な日本人屈指の大型ストライカーだ。
山﨑は名古屋のファンに次のようにコメントしている。
「はじめまして。
湘南ベルマーレから移籍してきました山﨑凌吾です。
名古屋グランパスの一員になれることを大変嬉しく思います。
熱気に満ち溢れるグランパスファミリーの皆さまの前で戦えることを今からとても楽しみです。2020年素晴らしい年にしましょう!
よろしくお願いします」
一方、湘南のファンには次のように感謝を伝えている。
「この度、名古屋グランパスに移籍することになりました。
2018年夏の加入にも関わらず、温かく迎えて下さった湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに心から感謝しています。
湘南ベルマーレに来て、いろいろな経験をさせていただきました。そのなかでもルヴァンカップ優勝という新たな歴史を作ったメンバーの一員になれたことは僕の誇りです。
自分にとって湘南ベルマーレはみんなで助け合い、時にはぶつかり、困難なことも何度も乗り越えていくことができるチームでした。そんなチームだからこそ自分自身も監督、スタッフ、チームメイトとともに大きく成長することができたと感じています。
そしてサポーターの皆さまには、どんな時もいつも背中を押していただきました。
最後まで走り抜くことができたのも、苦しい状況で残留できたこともサポーターの皆様の力が本当に大きかったです。
感謝しています。
2020年から新たなチャレンジをすることに決めました。湘南ベルマーレを離れますが、これから先も自分らしく進んでいきます。
1年半という短い間でしたがありがとうございました」
また、名古屋は23歳のDF中谷進之介との2020シーズンの契約を更新したと発表した。中谷は昨季J1リーグ全34試合に出場。
【U-22日本代表】市場価格ランキング。1位バルサ安部、2位に前田大然と杉岡大暉
[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Ryogo YAMASAKI of SHONAN Bellmare to complete full transfer to NAGOYA Grampus.