【川崎】「信じて飛び込んだ」家長昭博がダイビングヘッドと右足で2ゴール。名古屋に2-1、4試合ぶり勝利
川崎の家長昭博。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「ホッとしています、勝てて」
[J1 17節] 川崎 2-1 名古屋/2024年6月2日17:13/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
J1リーグ17節、川崎フロンターレが家長昭博の2ゴールで、名古屋グランパスに2-1の勝利を収めた。川崎は4試合ぶりの勝点3。
開始10分、コーナーキックから、ファーサイドに駆け込んだ川崎の41番がダイビングヘッドで叩き込み先制に成功。さらに18分、大雨でピッチがスリッピーななか三國ケネディエブスが足を滑らせる。そのボールを奪った家長が右足で2点目を決め手みせた。試合終了間際、ハ・チャンレに1点を返されたものの、ホームチームが2-1で逃げ切ってみせた。
家長は試合後のヒーローインタビューで、「ホッとしています、勝てて。(先制点は)練習であそこをスラしてくれるというのをやっていたので、信じて入って行きました。(ミスを突いた追加点は)2点目が必要なのは分かっていたので、細かいことより決められて良かったです」と、得点シーンを振り返った。
最近の川崎はなかなか”2点目”を奪えず苦しんできた。その指摘に37歳になった家長は「どんな時も2点目を狙っていますが、入らない時も、入れられてしまう時もあって、今日は2点目を取れて、我慢する時間もみんなで我慢できて良かったと思います」と頷いた。
豪雨のなか約2万人が来場し、最後まで熱いサポートを続けてくれた。川崎の大ベテランは「この雨のなか来てくださったお客さんが喜んで帰ってくれることが一番嬉しいですし、また次勝てるように頑張ります」と心を込めて感謝を伝えた。