長友佑都はJリーグ復帰も視野か。移籍できずガラタサライの登録外に
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
外国籍選手枠がいっぱいになり、ルインダマとともに。
ヨーロッパ主要リーグの冬の移籍マーケットが1月31日で終了し、『ヒュッリイェト』などトルコの複数メディアによると、ガラタサライSKは外国籍選手枠14人に対し16人と二人多くなったため、日本代表DF長友佑都とコンゴ代表DFクリスチャン・ルインダマが登録メンバーから外れることになったという。いずれも他に現在開いているマーケットの国々に移籍先を見つけらなければ、二人はクラブとの契約により給与を得られるものの、シーズン終了まで試合に出ることができない。
まだマーケットが開いているのは、ブラジル、ロシア、そしてJリーグ(3月27日まで)。また、アメリカも2月上旬から移籍市場が始まる。長友にはJリーグ復帰も視野に入ってくるか。あるいは勢いのあるロシアやアメリカ、本田も挑むブラジルなども選択肢に加わってくることもあり得る。
さまざまな憶測の流れたボローニャFCのリッカルド・ビゴン・スポーツダイレクター(SD)は1月25日までに長友獲得に関して「議題に上がっていません」と語り、その後、基本的に補強が終了したと発表していた。一方、ガラタサライのファティ・テリム監督は「長友とは膝を突き合わせた話し合いの場を持った。彼は機会があれば出ていくということだ。もちろんチームの一員であり残留しても構わない」とコメントしていた。しかし試合に出る権利が得られない、という状況になってしまった。
ガラタサライはすでにウルグアイ代表の21歳の左SBマルセロ・サラッキをRBライプツィヒからレンタルで獲得し、レギュラーとして起用されている。長友はベンチ外が続いていた。
長友は今季トルコ1部リーグ15試合・1得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ6試合・0得点を記録している。
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[文:サカノワ編集グループ]