日本代表ザッケローニ元監督が3月再来日か?しかしあくまで「観光客として」

日本代表監督時代のアルベルト・ザッケローニ氏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

過去にはJリーグへの売り込みもあったが…。

 イタリア人の元日本代表監督、アルベルト・ザッケローニ氏がこのほどイタリアのラジオ『TMW Radio』で語った「日本代表復帰説」に関するコメントが、同国の移籍専門サイト『トゥット・メルカート』で取り上げられ話題を呼んでいる。

 ザッケローニ氏は昨年12月に来日し、Jリーグ最終節の横浜F・マリノス対FC東京戦を観戦し、日本代表監督時代の選手で、同日に引退した栗原勇蔵に応援メッセージを送るとともに、その最後の”雄姿”を目に焼き付けた。

 2010年から2014年まで日本代表を率いてブラジル・ワールドカップ(W杯)のあと退任。その後も何度か来日しているが、いずれも「観光」が目的だったという。

 そうしたなか今回、U-23アジア選手権でのグループステージ敗退など結果と内容が伴わないU-23日本代表と日本代表を兼任する森保一監督の責任問題も出て、日本への関心を持ち続けているザッケローニ氏の日本代表監督への復帰待望論が一部で浮上。そのことについて聞かれたザックは、次のようにコメントしたそうだ。

「それまでとまったく異なるチームでトレーニングをできたことは、素晴らしい思い出になっている。私の人生にとって、プロの指導者として。私が3月に復帰するのではないかという可能性について書かれた記事が出ているようですが、日本に改めて行くことがあれば観光客(ツアーリスト)としてでしょうね」

 そのように、自身に関する記事が日本で出ていることについては把握しているが、現場復帰については”否定”している。

 日本代表監督を退任したあと、ザッケローニ氏サイド(仲介人などか)からはJリーグへの売り込みがあったと言われる。ただ監督としては、2016年に中国超級リーグの北京国安を率いて、成績不振により半年で解任に。2017年から2019年まではUAE(アラブ首長国連邦)代表の監督を務め、2019年1月のアジアカップ準決勝でカタールに0-4と敗れ、職を解かれた。

 その後はフリーになっているものの66歳という年齢になっているだけに、まだ現場へのこだわりはあるのか気になるところ。一方、イタリアで人気はあるだけに、過去に監督を務めた名門クラブなどが、何かしらのポストを用意する可能性も考えられる。

 ザッケローニ氏は1953年4月1日生まれ、イタリア出身。ACミラン、SSラツィオ、トリノFC、ユヴェントスFCなどセリエAの名門を率いて、ミラン時代の1998-99シーズンにスクデットを獲得している。日本代表監督としては、5大会連続でのW杯出場に成功。ブラジルW杯では1分2敗でグループステージ敗退に終わっている。

 日本の事情をこまめにチェックしているのは何かしら理由があるからなのか。それとも、純粋に日本が好きであるがゆえのただの観光なのか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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