もがき苦しむ大迫勇也「トップフォームではない」とブレーメン監督は指摘
ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リーグ11試合ぶり出場機会なし。DFBカップのドルトムント戦、出場なるか。
[DFBカップ] ブレーメン – ドルトムント/ 2020年2月4日(日本時間5日4:30)/ヴェーザー
ヴェルダー・ブレーメンの日本代表FW大迫勇也がDFBカップのボルシア・ドルトムント戦、復活へのキッカケを掴むパフォーマンスを見せられるか――。
16位に低迷するブレーメンは1日のブンデスリーガ19節、アウェーでのFCアウクスブルク戦を1-2で落とした。しかも戦前には先発復帰の可能性も示唆された大迫だが、結局ベンチで90分間を過ごした。途中出場が多かったものの10試合連続していた出場も止まった。今週はミッドウィークにドルトムントとのカップ戦が組まれており、大迫には復活への期待が懸かる。
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は試合前の記者会見で大迫の名前を挙げて、「トレーニングでいいアピールをしてくれれば、もちろんプレーするチャンスはある」と期待を寄せている。
さらに次のようにも続ける。
「もちろん彼(大迫)がこのシチュエーションに満足していないのは理解しているし、現状に反発していることでしょう。ただ実際に、彼はトップフォームにありません。私はこの状況を打開し、シーズン序盤のようなフォームに戻せるように、彼と話し合ってきました」
そのように最前線からチームを牽引して多くの勝点をもたらした、シーズン序盤のパフォーマンスを取り戻してほしい、と指揮官は期待を寄せている。
ブレーメンはリーグ戦4勝5分11敗(24得点・46失点)の勝点17。最下位のSCパダーボルン07と勝点2、17位のフォルトュナ・デュッセルドルフと勝点1差という状況に追い込まれている。週末のウニオン・ベルリンとのホームゲームを前に、このドルトムントとのDFBカップ3回戦でキッカケを掴み、勢いを付けたいところ。
大迫はリーグ戦14試合・4得点・1アシスト、DFBカップ2試合1得点・1アシストを記録している。
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[文:サカノワ編集グループ]