自信家の本田圭佑が語る『チーム』の必要性「どんなに自信があっても見えないことがある」
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ボタフォゴでのデビューが近づくなか、ツイッターで発信する。
このほどブラジル1部リーグのボタフォゴFRに加入した元日本代表MF本田圭佑が2月17日、自身のSNSのツイッター(アカウントは @kskgroup2017 )を更新して、現在の心境であり、改めて気付き実感したことについてつぶやいた。
本田は次のように記した。
どんなに自分に自信があっても、自分では見えない事がある。
人との繋がりやテクノロジー、自分自身との対話などで見えるようになったりする。
どんなに自分に自信があっても、自分では見えない事がある。人との繋がりやテクノロジー、自分自身との対話などで見えるようになったりする。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) February 17, 2020
そのように自信家と言われる本田だが、いろいろな気付きを与えてくれた他者とのつながり、テクノロジー、そしてもう一人の自分自身との対話の大切さについて説いている。ブラジルに渡ったことで、改めてそういった心境に立ったり、実感したりする機会があったに違いない。
そして、そうした周りからのパワーを今、まさに充電しているようにも感じられる。
1月31日にボタフォゴへの加入が決定し、8日に現地で加入記者会見を実施。そこから本人はコンディションを高めるとともに様々な手続きなどを済ませて、約2、3週間後のデビューを目指すと言っていた。
ブラジル入りしてから10日以上が経った。ここからは、より具体的に、ブラジルでのデビューを見据えて、トレーニングにも取り組んでいくことになる。
フィテッセで4試合に出場したものの、約9か月間、継続してプレーしていないというブランクがある。その不安を払拭できるのだろうか。そしてあの熱狂的に歓迎してくれた、地元のサポーターの期待に応えるプレーを見せられるか。
アウベルト・バレンティン前監督の解任に伴い、元鹿島アントラーズのパウロ・アウトゥオリ監督が就任し、さっそく本田への期待も口にしていた。運命の日は、近づいている――。
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[文:サカノワ編集グループ]