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【日本代表スタメン予想】「トップ下・中島翔哉」で勝負か。本気布陣でチャレンジへ

(C)SAKANOWA

初招集や久々の復帰組はE-1東アジア選手権への布石か。FIFAランキングは日本28位、ベネズエラ26位。

[キリンC杯] 日本 – ベネズエラ/2019年11月19日19:25/パナソニックスタジアム吹田

 キリンチャレンジカップ(親善試合)の日本代表対ベネズエラ代表の一戦が11月19日、パナソニックスタジアム吹田で行われる。FIFAランキングは日本が28位、ベネズエラが26位。ベネズエラは来年3月にカタール・ワールドカップ(W杯)の南米予選がスタートし、今回の11月シリーズはこの日本戦しか組んでいないため”本気モード”だ。それに対し、日本も現チームのベスト布陣で挑むことになりそうだ。

 日本はカタールW杯2次予選のキルギス戦(〇2-0)から欧州組と国内組の9人を入れ替えた。ただ森保一監督は試合前日の公式記者会見で、「キルギス戦のメンバーを軸に考えています」と語っており、初招集や久々の復帰組の先発起用は最小限に止まりそう。彼らの招集は12月のE-1東アジア選手権への布石と見ていいようだ。

 今回、中島翔哉がトップ下で起用されることが予想され、自身もその可能性について示唆している。確かに南野拓実の「1択」になりつつある日本代表のトップ下に、オプションは加えたおきたいところ。中島であればボールをためることもできるだけに、周囲のさまざまなアタッカーと、どのような相乗効果が起きるのか楽しみなところではある。右サイドハーフには浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード)が入りそうで、中島との連係がベネズエラの最終ライン打破へのポイントになるか。

 最前線には永井謙佑(FC東京)あるいは鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)が入ることになり、特に出場機会に飢える鈴木の爆発には期待したいところだ。

 ボランチは山口蛍(ヴィッセル神戸)が満を持して登場するか。柴崎とのコンビは十分ファーストセットになり得るだけに、改めて関係性を深めていきたい。

 サイドバックは不動のレギュラーを務めてきた長友佑都(ガラタサライJK)、酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ)は安定感はあるものの爆発力が減退してきている印象があり、室屋成(FC東京)、車屋紳太郎(川崎)、佐々木翔(サンフレッチェ広島)には躍動感溢れるプレーで、試合も大観衆の心も揺さぶりたい。

 日本対ベネズエラ戦のチケットは完売している。試合は19時25分開始予定だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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