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鹿嶋市、鹿島、メルカリが連携協定。スマートシティ事業推進へ

鹿島アントラーズのイレブン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

小泉社長「プロフットボールクラブが持つ強みをホームタウンである鹿嶋市のまちづくりに生かす」。

 鹿嶋市(錦織孝一市長)と株式会社メルカリ(山田進太郎CEO)、 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(小泉文明社長)のは2月18日、「鹿嶋市における地方創生事業に関する包括連携協定」について、茨城県立カシマサッカースタジアムで調印式を行った。スマートシティ事業の推進などを通じた、地域課題解決を目的としたもの。

 今後は、鹿嶋市、メルカリ、鹿島アントラーズが持続可能な地域社会の実現を目指して連携していく。さらに日本のプロサッカークラブが 「スポーツ×テクノロジー」をテーマに地方創生のハブとなる先進事例になるよう、積極的に事業を企画・推進していく。

 詳細は次の通り。

1▼名称
「鹿嶋市における地方創生事業に関する包括連携協定」

2▼締結日
2020年2月18日(火)

3▼本協定の目的・背景
 メルカリが持つ情報通信技術などの活用や、鹿行5市をホームタウンとする鹿島アントラーズの資源を活用した地域経済の活性化の実現などに寄与することを目的に、包括連携協定を締結します。

 本協定の締結により、官民の枠にとらわれることなく、三者が連携して地域再生に向けた事業を推進していきます。

4▼本協定の概要

(1) 鹿嶋市、メルカリ、鹿島アントラーズの三者連携によるスマートシティ事業推進
(2) プロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」を中心とした地域再生の企画及び実行
1.茨城県立カシマサッカースタジアムにおける生体認証導入の実証実験を予定
2.今春発足の「鹿島アントラーズビジネスクラブ」において、地域の事業者などに本協定に関わる新たなビジネス機会を提供
(3) 官民データや情報通信技術などを活用した鹿嶋市及び周辺地域の課題の解決 (4) その他鹿嶋市における地方創生事業の企画及び実施
(5) 前各号に掲げるもののほか、鹿嶋市、メルカリ、鹿島アントラーズが合意する事項

鹿嶋市
錦織 孝一市長のコメント
今回、鹿島アントラーズ、メルカリとこのような協定を締結することができ、非常に嬉しく思うと同時に、今後の取り組みに大きな期待をしております。地域には少子高齢化を始めとした様々な課題があり、行政単独の力では解決が難しい状況にあります。
今回の協定をきっかけに、情報通信技術などの活用、鹿島アントラーズの資源などを活用した新しい角度からのまちづくりを、 三者で連携して推進していければと思います。

鹿島アントラーズ
小泉 文明社長コメント
今後、新しいテクノロジーが社会の中に入り、人々の生活を便利にしていく時代において、我々プロフットボールクラブが持つ強みをホームタウンである鹿嶋市のまちづくりにどう生かすかが重要になってきます。これまで鹿島アントラーズが地域とともに歩んできた 歴史を大切にし、市民の方々の理解を得ながら、鹿嶋市、メルカリ、鹿島アントラーズが三位一体となって、地域の発展に取り組んで いきたいと思います。

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[文:サカノワ編集グループ]

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