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【FC東京】ブラジルサンバ爆発!圧巻の連係を披露、清水から3ゴール

FC東京のレアンドロ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レアンドロ、アダイウトン、オリヴェイラがそれぞれ得点を決めて逆転勝利!

[J1 1節]清水 1-3 FC東京/2020年2月23日/IAIスタジアム日本平

 ブラジルサンバ爆発――。FC東京が清水エスパルスとのアウェーで迎えた2020シーズンの開幕戦、0-1とリードを許した77分からディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン、レアンドロとブラジル人トリオのゴールで、3-1の逆転勝利を収めた。

 立ち上がりから主導権を握ったのはホームの清水だった。ピーター・クラモフスキー新監督のもと、小気味よいパス回しからピッチを広く使って攻め込み、何度もFC東京ゴールに迫った。

 すると後半開始早々の47分、立田悠悟のボール奪取から、西澤健太が縦パスを放つ。これを受けた新加入のタイ代表FWティーラシンが決めて、先制に成功する。狙っていた高い位置のプレスから決めたゴールとなった。

 一方、FC東京はリードされたことを受けて、アダイウトン、アルトゥール・シルバと攻撃的なカードを投入していく。そして77分、立田に倒されて得たPKをディエゴ・オリヴェイラが決めて同点とする。

 さらに80分、見事なコンビネーションを見せる。レアンドロの突破から、ディエゴ・オリヴェイラ、そしてアダイウトンと、ブラジルトリオの連係による鮮やかな崩しから逆転ゴールを決めてみせる。

 81分には法政大から加入した紺野和也がJ1デビューを果たす。すると試合終了間際の90+2分、再びカウンターで持ち込んだレアンドロが、立田に倒されてPKを獲得。このキックをレアンドロ自身が決めて、試合を決定づける3点目をもたらした。

 清水は六平光成、ジュニオール・ドゥトラ、鄭大世と攻撃的なカードを切ったものの、ゴールを割ることができなかった。

 Jリーグ制覇を狙うFC東京が力で清水をねじ伏せて、勝点3の獲得を果たした。

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[文:サカノワ編集グループ]

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