【群馬】濃厚接触者41人、全員問題なし。PCR検査の３人「陰性」

サカノワスタッフ

2020年4月10日

(C)SAKANOWA

家族に接触者はおらず、クラブは「プライバシーを侵害するような行為や差別、偏見などの言動がないようお願いいたします」と呼び掛ける。

　J2リーグのザスパクサツ群馬は４月10日、トップチームに所属する選手の新型コロナウイルスへの感染に伴い、濃厚接触者とされていた41人の選手・スタッフのうち、38人が健康観察期間が終了、同日にPCR検査を受けた３人はいずれも「陰性」であったと発表した。

　クラブは公式サイトで、３人のPCR検査について、いずれも「陰性」判定であったと発表。これで濃厚接触者とされていた41人全ての選手・スタッフの健康観察期間が終了になり、クラブは「引き続き日々の検温等で健康管理に努めます」と報告している。

　同日、クラブが発表した経過報告は以下の通り。

＜経過＞
・DF舩津徹也について
　県内の病院にて入院中。容態は安定しているが、退院許可が出ていないため、院内にて引き続き療養している。

・３人
　2週間の健康観察期間内で、発熱はないものの咳や鼻づまりの症状を訴えた３人が、本日４月10日(金)にPCR検査を実施した。結果については判明次第、公表する。

※→その後、いずれも「陰性」と判定される

・上記３人を除いた38人について
４月９日（木）をもって健康観察期間を終了。

＜今後の対応＞
・健康観察期間を終了した選手、スタッフについて、引き続き日々の検温などで健康管理に努める。

・上記の現状を踏まえて、トップチーム活動再開時期について、現在未定となっている。

・練習場として使用する施設は、保健所主導、当クラブスタッフ立ち会いのもと４月6日（月）に消毒を実施した。

・クラブは引き続き感染拡大の防止に努めるとともに、前橋市や保健所の調査に全面的に協力し、適切なタイミングで進捗を報告していく。

・選手、スタッフの家族については濃厚接触者ではない。クラブは「プライバシーを侵害するような行為や差別、偏見などの言動がないようお願いいたします」と呼び掛けている。

[文：サカノワ編集グループ]