【岐阜】県独自の「非常事態宣言」。宮田社長「『ICHIGAN』となってこの困難を乗り越えていきましょう」
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トップチームやスクールなどの活動休止を発表。
J3リーグのFC岐阜は4月8日の時点で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、トップチームやスクールなどの活動休止とともに宮田博之社長の生命を発表した。さらに10日には岐阜県が独自の「緊急事態宣言」を発出し、愛知県、三重県とも共同での緊急アピールも実施した。県は5月6日までの外出自粛を呼び掛けており、クラブからも改めて何かしらの発表もありそうだ(11日16時30分現在)。
FC岐阜は8日の時点で次の活動休止を発表している。
・トップチーム
4月6日(月)~4月19日(日)
・セカンド
4月6日(月)~4月19日(日)
・アカデミー
4月6日(月)~4月19日(日)
・スクール
4月6日(月)~5月6日(水)
また、宮田社長は次のようにコメントしている。
「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、不要不急の外出自粛要請が出るなど未曽有の感染危機となっております。このような状況を鑑みて、FC岐阜としても選手・スタッフの感染防止と蔓延阻止のため全面協力してまいります。 トップチームの活動については4月6日(月)~4月19日(日)までの間休止することといたしました。
また、セカンド・アカデミー・スクールの活動に関しましても、上記日程の間、活動を休止いたします。
なお、長良川スポーツプラザのFC岐阜事務所にて勤務しておりますスタッフにつきましては、半数の在宅勤務体制をしております。
ファン・サポーターをはじめ、FC岐阜を応援してくださる全ての皆さまに多大なるご心配をおかけいたしております。皆さまと共にこの苦境を乗り越えられるよう心より願っております。
クラブは、Jリーグ及び関係機関と共に、公式戦再開に向けてあらゆる努力を重ねてまいります。一日も早く事態が終息し、皆さまと笑顔でスタジアムにてお会いできることを楽しみにしております。『ICHIGAN』となって、この困難を乗り越えていきましょう」
J1・J2はリーグ1試合を実施したものの、J3は開幕を迎えられないまま、現在に至っている。Jリーグは5月27日まで全日程の延期を決定。J2から降格した岐阜は、ほぼ半年間、公式戦をできないという状況だ。
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[文:サカノワ編集グループ]