【Jリーグ】コロナ禍の緊急資金調達が可能に。金融機関とのコミットメントラインを設定
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
村井チェアマン「必要な時に十分な資金を調達できるよう金融機関と交渉。リーグの年間予算とほぼ同額のコミットメントラインの設定を承認いただいた」
公益社団法人・日本プロサッカーリーグ(Jリーグ、村井満チェアマン)は4月28日、金融機関とのコミットメントラインの設定を理事会書面決議にて承認した。これにより災害時に関わらず、あらかじめ定められた条件で迅速な資金調達が可能となる。
また、Jリーグは「なお、本日、融資実行ともとれる一部報道がありましたが、現時点において融資の実行を要請しているものではなく、本件はリスク対応のための融資枠の設定にとどまります。また、契約先金融機関名、契約金額、契約期間等の個別契約内容は公開を控えさせていただきます」としている。
村井チェアマンのコメント
「先日の臨時合同実行委員会後のメディアブリーフィングで申し上げたとおり、必要な時に十分な資金を調達できるよう、金融機関と交渉してまいりました。本日の理事会書面決議で、リーグの年間予算とほぼ同額のコミットメントラインの設定を承認いただきました。本来であれば、金融機関側との契約締結後に正式発表するところですが、いち早く正確な情報をお伝えいたしたく、限定的な内容ではありますが本日お知らせした次第です」
▼コミットメントラインとは
企業と金融機関が、あらかじめ設定した期間・融資枠の範囲内で、企業側が随時借り入れを可能とする契約を指す。
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[文:サカノワ編集グループ]