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小林祐希が欧州4大リーグ挑戦か!セリエA移籍へ、3チームと話し合い

日本代表での小林祐希。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

イタリアの移籍専門サイトなどが仲介人の話として伝える。所属のベフェレンは、1部最下位ながらリーグ中止で降格回避。

 イタリアの移籍専門サイト『トゥット・メルカート』とベルギーメディア『VP』はこのほど、ベルギー1部リーグのワースラント=ベフェレンに所属する日本代表MF小林祐希が2020-2021シーズンにセリエAに移籍する可能性があると報じた。中位の2チーム、昇格候補の1チームの計3クラブが関心を示しているという。

 記事によると、小林の仲介人のもとには多くのクラブから話が来ているという。オランダのヘーレンフェーンから同クラブに今季移籍した小林は、チーム最多20試合に出場して2得点・2アシストを記録。ベフェレンは自動降格圏の16位(5勝5分19敗:勝点20)にいたが、ベルギーリーグは新型コロナウイルスに影響によりシーズン途中で終了が決定。規定により来季の降格は回避している。

 そうしたなか、仲介人の話として、小林の獲得を検討するセリエAの中位2チーム、さらに昇格候補の1チームと話を進めているということだ。ただし、具体的なチーム名は明かされていない。また、あくまでも小林は2021年まで契約を結ぶベフェレンの選手であることも強調されている。

 また、オランダのメディア『FCアップデート』は、ベフェレンは経営的にも厳しく、チーム内で年俸の高い小林の放出をやむなしと考えていると伝えている。ただし、新型コロナウイルスの影響により、どのクラブも来季に向けては、現時点ではまったく見通しが立たずにいるという。

 同じベルギーでは天野純と小池龍太が所属した2部のスポルティング・ロケレンが、選手やスタッフへの給与も支払えない資金ショートに陥り、破産を宣告している。

 Jリーグでは東京ヴェルディ、ジュビロ磐田で活躍して海を渡った。日本代表でも8試合・1得点を記録。今年4月に28歳の誕生日を迎えた力と技を備えたレフティが、ついに欧州4大リーグの舞台に立つ日が来るのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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