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【Jの輪│特別編】塩田仁史が石川直宏の「クラブコミュニケーター」就任に、「恩義を大切にするナオらしい」

連載「Jの輪」の第1回、第2回に登場した塩田&石川。(C)りおた

裏方で走るナオ。塩田はチーム最年長に。

 JリーガーがJリーガーの友達をつないでいく連載コーナー「Jの輪」。今回は特別編として、第1回に登場した大宮アルディージャの塩田仁史選手から、第2回の石川直宏さんの「FC東京クラブコミュニケーター」の就任について話を聞いた。

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 塩田は元同僚であり友人である昨季限りで現役引退した石川のFC東京での「クラブコミュニケーター」襲名について、「昨年会ったとき、いろんな人とつながり、つなげていきたいという話をしていました。まさに次のステージ。恩義を大切にするナオらしいですね」と期待を寄せた。

 1981年生まれの同い年として、プロ11年間をともにFC東京で過ごした塩田と石川。ふたりは昨年末に食事をする機会があったという。まだ肩書の決まっていなかった石川だが、これまでなかなか感謝の気持ちなどを伝えきれずにいた方などに、クラブを代表して挨拶をするなど、改めて「つながり」を大切にしたいと語っていたという。

「大宮もそうですけれど、チームの規模が大きくなっても、まず俺たちの街がここにあり、そこを大切にしていかないと、本当の意味で広がっていかない気もします。東京っていう大都市のチームのなかで、改めてナオもそういった街での人と人のつながりを大切にしていこうとしているんだと伝わってきますね」

 そのように語る塩田はプロ15年目、大宮のチーム最年長になった。今年5月28日には37歳の誕生日を迎える。

「そこはあまり気にせず、気負わず、これまでと変わらず同じ姿勢で臨むだけです。年齢は関係なく、1日、1日頑張るだけ。そこはずっと変わりません」

 裏方として走るナオ、J1復帰に向けて邁進する塩田。それぞれの2018年の挑戦は、どのような展開が待っているのか――。ステージは異なっても、互いに刺激し合う絆は、これからも変わらない。

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