瞬く間に20万人視聴、久保建英が芸術的ラボーナ弾。バルセロナ戦で飛び出すか
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
マジョルカのクラブ公式チャンネルで公開。ラ・リーガいよいよ再開!
新型コロナウイルスの影響で中断していたスペインリーグ(ラ・リーガ)が6月11日のセビージャFC対レアル・ベティス戦で再開した。当面は無観客で行われ、政府の方針によれば、30日から観客動員できる可能性がある。そうしたなか、日本代表MF久保建英が所属するRCDマジョルカは13日(日本時間14日5時)、ホームで首位のFCバルセロナと対戦する。
再開に向けて全体トレーニングのテンションも高まるなか、マジョルカはYoutubeのクラブ公式チャンネルで、「バルサ戦でラボーナ披露?」と題し、久保の美技を紹介している。
トレーニングを終えたあとなのかピッチを出ようとする久保が、まずタッチライン沿いで軽快なボールタッチを見せる。そして無人のゴールに向かって、右足でシュートを放つと見せかけて……ラボーナの左足ショットを放つ。するとボールは大きく弧を描いて、ゴールネットを揺らす。
とても自然なフォームからしっかりボールを捉えている鮮やかな美技。14秒間という短い動画だが、瞬く間に約20万人が視聴している。
マジョルカは現在リーグ戦7勝4分16敗の勝点25で降格圏の18位(20チーム中)。しかし17位のセルタ・ビーゴとは勝点1差で十分に“逆転”は可能な位置につけている。久保はこれまでリーグ24試合(1431分)・3得点・3アシストを記録している。
一方、バルセロナは18勝4分5敗(63得点・31失点)の勝点58で首位に立ち、2位のレアル・マドリードとは勝点2差。
久保にとっては、19歳になって最初のゲームとなる。先週末に大腿部を傷めたと報じられたリオネル・メッシだが、その後トレーニングに復帰しているという。アウェーでは2-5で敗れているだけに、久保の憧れの的であるビッグスターの前で、今回はインパクトを残したい。
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[文:サカノワ編集グループ]