【名古屋】「ミッチー、ウェルカムバック!」中谷進之介がランゲラックの復帰を喜ぶ
トレーニングをする中谷進之介。(C)N.G.E.
自己管理を徹底。「普段の生活から、今まで以上にサッカーに対しストイックに、毎試合出られるようにいい状態を保っていきたい」
J1リーグ名古屋グランパスのDF中谷進之介がこのほどオンラインによる取材に応じて、7月4日のリーグ再開の清水エスパルス戦に向けた課題と抱負を語った。また、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで療養していたオーストラリア代表GKランゲラックの復帰を心から喜んだ。
1週間前のFC岐阜(〇1-0)との練習試合は、まず90分間体を動かす――ということが焦点で、その中で様々な気付きがあった。
「久しぶりの試合だったので、時間を長くやることを考えていました。試合内容の手応えはそこまでなかった。シーズン中であれば足が届くところだったり、インターセプトできていたりするところの感覚が良くなかったですし、そこは体の切れを戻していくしかない。そこを確認できたのは良かったと思います」
24歳になったセンターバックは、あくまでも「勝利」にこだわることを強調する。
「プロである以上、名古屋グランパスを背負っている以上、結果を残さないといけない。ファミリーの皆さんもそれを求めていると思います。言い訳はせず、そこへ向かっていきたいと思います」
また、ランゲラックが6月22日の全体練習から復帰。中谷によると、「ミッチー、ウェルカムバック! と声を掛けました。久しぶりに会えて嬉しかったですし、とても和やかな雰囲気になりました」と、守護神の帰還をみんなで喜んだそうだ。
6月27日にJリーグが再開され、名古屋は7月4日の清水戦でリスタートを切る。具体的な清水の対策は試合が行われる週に詰めていくことになるが、どういったメンバーになりそうか? そういったチェックを少しずつ進めているそうだ。
「ディフェンスラインのメンバーはそこまで変わっていないので、連係面の心配はそこまでしていません。(再開後の注意点として)熱中症対策はもちろん、連戦が続くので体を休めることも大切になります。普段の生活から、今まで以上にサッカーに対してストイックに、毎試合出られるようにいい状態を保っていきたいです。(心掛けることは?)基本的ですが、体重が減らないように、よく食べて、よく寝ることです」
名古屋で3年目を迎えた中谷がマッシモ・フィッカデンティ監督のもと、一段と強度の増した堅守を力強く支える。
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[取材・文:塚越始]