久保と“カップル”。コロンビア代表FWクチョが「あと3試合、勝てばチャンスが広がる」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
再開後、タケとクチョが必ずゴールに絡む。
[スペイン1部 36節] セビージャ ー マジョルカ/2020年7月12日(日本時間13日5:00)/エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン
スペインメディア『マルカ』はこのほど、スペイン(ラ・リーガ)1部リーグ・RCDマジョルカで好調な日本代表MF久保建英とFWクチョ・エルナンデスを取り上げ、「マジョルカを救うカップル、タケ・アンド・クチョ」と題したレポートを掲載した。
マジョルカで久保とともに注目を集めるのが、21歳のコロンビア代表ストライカーのクチョだ。新型コロナウイルスの影響による再開後、セットプレー以外で決まったゴールは、久保とクチョのどちらかが必ず絡んでいる。中断明けのリーグ戦、久保は1得点・2アシスト、クチョは1得点・1アシストを記録している。
さらにそこに21歳のポゾも加わると躍動感が一段と増す。先のレバンテUD戦(〇2-0)では、ポゾのクロスに、中央で久保が相手のマークをひきつける。そして背後から飛び込んだクチョが渾身のヘッドを叩き込み先制に成功した。そして84分には久保の勝負を決定づけるゴールも生まれた。
今回の記事で、クチョは1部残留を懸けた残り3試合に向けて、「今回の勝利で数字的にも、メンタル的にも、多くのものを与えてくれました。残す9ポイントに懸けます。勝てばチャンスは広がります」と、意気込みを示している。
マジョルカはリーグ9勝5分21敗の勝点32(37得点・59失点)で18位のまま。前節まで17位だったSDエイバル(勝点36)がCDレガネスとスコアレスで引き分けて勝点1を積み上げ、15位に浮上。乾貴士は62分から途中出場している。
また、絶不調6連敗のデポルティーボ・アラベスが勝点35のまま17位。16位はセルタ・デ・ビーゴ(勝点36)。
久保はリーグ32試合・4得点・5アシスト。マジョルカは次節7月12日(日本時間13日5:00)、暫定4位のセビージャFCとアウェーで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]