「シャルケはいつも家族。まさにそんな感じ」内田篤人がアンバサダー就任で喜びと決意のコメント
シャルケでの内田篤人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
来季2部降格が決定。「選手の時のように全力でサポート」
ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04は5月21日、2017年8月まで7シーズンに渡り在籍した内田篤人が「オフィシャルクラブアンバサダー」に就任したと発表した。クラブは公式サイトで、「長年に渡りディフェンダーとしてファンのみんなに愛されてきた彼が、クラブと日本のサッカー界の架け橋となり、シャルケの知名度、歴史、価値観を日本だけでなく、世界中に広めていきます」と、その期待する役割を紹介している。
元日本代表の内田は2010年夏に鹿島アントラーズからシャルケ04に加入。7年の歳月を「ケーニヒス・ブラウ」のユニフォームを着て戦い、2017年8月に1.FCウニオン・ベルリンへ移籍している。シャルケでは右サイドバックとして、公式戦通算153試合に出場。そのうちブンデスリーガ1部では104試合のピッチに立ってきた。そして2010-11シーズンにはDFBカップ優勝を成し遂げ、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト4進出を果たしている。
内田はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「クラブアンバサダーとして再びシャルケ04の一員になれたことをとても嬉しく思います。FCシャルケはいつでも家族のようだと言われますが、まさにそんな感じですね。この新しい役割のなかで、私は再びこのクラブのために全てを捧げ、かつての選手時代のように、できる限りのサポートをしていきたいと思います」
シャルケはすでに来シーズンのブンデスリーガ2部降格が決定。内田が名門復活のために、ひと肌脱ぐ覚悟だ!
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[文:サカノワ編集グループ]