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【鹿島】カイキが決勝弾!「雄太とタイミングが合ってきた」。京都に1-0、リーグ4試合ぶり勝利

アルトゥール・カイキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今シーズン通算5点目、チームとしての脅威が一段と増す一撃に。

[J1 17節] 鹿島 1-0 京都/2022年6月18日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズが京都サンガF.C.戦、アルトゥール・カイキのゴールを守り切り1-0で勝利を収めた。リーグ戦は4試合ぶりの勝点3。

 前半は京都の圧力に苦しみながらも決定機を作り出したが得点ならず。それでも後半立ち上がりの50分、樋口雄太のコーナーキックからアルトゥール・カイキが豪快に決めて先制に成功。アクロバティックなビッグパフォーマンスも披露してみせた。

 鹿島はそのまま1-0で逃げ切り、リーグ4試合ぶりの勝利を手にした。

 また日本代表の活動中に負傷で離脱したFW上田綺世もこの試合に間に合い、タイトなマークにあいながらも前線の柱として体を張って貢献。センターフォワードとして、先発フル出場を果たしている。

 今季5点目を決めたアルトゥール・カイキは試合後のヒーローインタビューで、「この試合に勝つことを目標に全員がピッチに立ちました。先日のルヴァンカップ(プレーオフステージ第2戦)では試合に勝ったものの(アウェーゴールで)敗退してしまい、みんなで『勝利を手にしたい』という思いを強くし、それをできて嬉しく思っています」と語った。

 また得点シーンについては、「(樋口)雄太の球質が分かりタイミングも合ってきて、練習でやってきたことを発揮できました。上手くマークを外して得点できて嬉しいです」と笑顔を浮かべた。上田が得点ランク1位の10得点、鈴木優磨が6得点、そしてカイキが5得点――前線のあらゆるところからゴールを狙える、そのチームとしての脅威が一段と増す一撃になった。

 鹿島は10勝3分4敗の勝点33で、川崎フロンターレと同勝点で2位。首位の横浜F・マリノスを1ポイント差で追随している。

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