【鹿島】欧州移籍報道でキャリア像を問われた上田綺世「うーん…それは話せないです」
取材に応じた日本代表の上田綺世。取材協力:日本サッカー協会/(C)SAKANOWA
ブラジル戦など2試合出場機会なし、10日のガーナ代表戦でスタメン起用の予想。
[キリンカップ] 日本代表 – ガーナ代表/2022年6月10日18:55/ノエビアスタジアム神戸
「キリンカップサッカー2022」、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6月10日、ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表と対戦する。14日にはチリ代表またはチュニジア代表と戦う。FW上田綺世(鹿島アントラーズ)が試合前日に取材に応じて、スタメン起用も予想されるガーナ戦への抱負を語った。
これまでの2試合は出場機会を得られなかった。ただ現在J1リーグ得点ランク1位の10得点を決めている上田は、常に最高の準備をすることを心掛けてきたという。
「(ピッチの)中に僕は入っていないので分かりませんが、相当な強度とレベルだったと思います。いつでも出られる準備はしていたもののチャンスはもらえませんでしたが、その準備は大事。強豪の相手と戦うとなると、メンバー全員の力が必要になり総力戦です。(ブラジル戦ではチームとして)本戦への可能性は見せられたと思います」
「メンバー争いという感覚は僕にはありません。目の前の試合に勝つこともそうですし、自分に与えられたチャンスの中で貢献すること。自分がいつチャンスをもらえても有効活用できる準備を常にしています」
また、ドイツのSCフライブルクやシャルケ04、ポルトガルのスポルティングCPなどヨーロッパの複数クラブから、今夏の移籍マーケットで“UEDA AYASE”が注目されていると現地で報じられている。そこで将来のキャリアについて、どのように思い描いているか、もしも話せれば……という質問を受けると、23歳のストライカーは少し考えて、「うーん。それは話せないです」と答え、「今は代表の活動中ですし、ここに集中しています」と続けた。ここは日本代表の活動の場で、しかも翌日には重要な試合を控えるなか、個人のキャリアに関する話をこのタイミングではすべきではないという立場を示し理解を求めた。
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