【鹿島】ザーゴ監督が遠藤康と内田篤人の復活に手応え「より注目している」
鹿島の内田篤人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
8月連戦での起用はあるか?
[J1 8節]大分 – 鹿島/8月1日19:00/昭和電工ドーム大分
J1リーグ鹿島アントラーズのザーゴ監督が7月30日に行った記者会見で、最近のチーム状態とともに8月1日の大分トリニータ戦に向けた抱負を語った。そのなかで、遠藤康と内田篤人にも触れ、二人が継続的に練習に加われていることが、今後の連戦にも活きてくると“手応え”を口にした。
前節のFC東京戦(△2-2)での2失点は、いずれもセットプレーから喫した。指揮官は「セットプレーの失点は、集中力を欠いてしまっていたようにも見受けられます。私もそういった失点をしてきた経験もありますが、継続的に練習を重ねることで良くなっていくはずです。とはいえ、3失点、4失点と喫しているところは改善しなければいけないでしょう」と課題に挙げた。
一方、リーグ再開から1か月が経とうとしている。ザーゴ監督は選手のコンディションをスタッフとともに入念にチェックし、選手交代「5人枠」もフル活用してきた。選手たちの疲労度はどのように見ているのか? そして新型コロナウイルスの感染が再び広がり、暑さもピークを迎えるなか、ルヴァンカップとの連戦を迎えるが、どのように臨むのか。
「今の世界情勢が例年と異なるのですから、これまでとは違った、新しい準備が必要だと思っています。そうしたなか、フィジカル的なケガを繰り返していた遠藤選手や内田選手が継続的に練習できて、試合にもかかわってきています。ケガの多かった選手に関しては、より注目していますが、ケアしてコントロールもできています。これまで交代枠も多く使えるので、ベースを大切にしながら、一人、二人代えながらやってきて、スタメンが代わっても同じように戦いを体現できています。その点はすごく嬉しく感じています。ただ、結果だけがついてきていないので、残念なのは、そこだけです」
ザーゴ監督はそのように二人の具体名も挙げていた。8月1日のJ1・8節の大分トリニータ戦(アウェー)、5日のルヴァンカップ・グループステージ2節の川崎フロンターレ戦(ホーム)、8日のJ1・9節のサガン鳥栖戦(ホーム)と続く連戦で、起用はあるのか? 8月の総力戦に突入する。
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[文:サカノワ編集グループ]