ベシクタシュが吉田麻也とオルンガ獲りに動く
吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
延長オプションで、サンプドリア残留の可能性が高い?
トルコメディアの『ファナティック』はこのほど、トルコ1部リーグ・ベシクタシュJKがイタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也に改めて獲得の打診をしたと報じた。
7年半在籍したイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCから今年1月にサンプドリアへ期限付き移籍した吉田は、セリエA14試合に出場。「10試合出場」を果たすと吉田が契約延長を行使できるオプションを持っていて、その条件をクリアした。サンプドリアからは2年契約が提示されているという。サウサンプトンは6月で吉田との契約満了を迎えたことを、すでに発表している。
今回の記事では、吉田は複数のチームから興味を持たれていて、サンプドリアに残留するのか、あるいは移籍を選択するのか――間もなく決断を下そうとしているという。サンプドリア残留の可能性が高まるなか、以前から吉田獲得を検討してきたベシクタシュが正式オファーを出したという。記事では「サンプドリアでのプレーを希望しなければ、ブラック&ホワイト(ベシクタシュのユニフォーム)を着ることになる」と、香川真司以来となるトルコ名門チームへの日本人選手の加入を熱望している。
一方、同じくトルコメディアの『フォト・マック』は8月4日、「オルンガサプライズ」と題した記事を掲載。ベシクタシュが柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガを獲得リストに加え調査を開始したということだ。オルンガはこれまでJ1リーグで9ゴールを決め、得点ランキング単独トップを走っている。推定市場価格が約90万ユーロ(約1億1000万円)と比較的安価であることにも触れている。
吉田は1988年8月24日生まれ、長崎県出身、31歳。2014年、2018のワールドカップに出場。日本代表ではキャプテンも務め、これまで国際Aマッチ通算100試合・11ゴールを記録している。
一方、オルンガは1994年3月26日生まれ、ケニア出身、26歳。昨季J2で得点ランク2位となる30試合・27ゴールを決めている。最終節の京都サンガF.C.戦では1試合8ゴールのJリーグ記録を作っている。
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[文:サカノワ編集グループ]