「日本の神童メッシーノ」食野亮太郎がマンチェスター・シティからポルトガル強豪に期限付き移籍
ポルトガル1部リオ・アヴェへの加入が決まった食野亮太郎(右)。※twitterの@RioAve_FCより
昨季はハーツでプレー、国内リーグ5年連続ひと桁順位のリオ・アヴェFCへ。「ポルトガルサッカーを驚かせる価値がある」と期待!
昨季スコットランド1部リーグのハート・オブ・ミドロシアンFCに在籍したU-23日本代表MF食野亮太郎が2020-21シーズン、ポルトガル1部リーグのリオ・アヴェFCでプレーすることが決まった。食野の保有権はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが保有していて、昨季に続く期限付き移籍となる。また、今回の契約は2シーズンになる。
クラブは公式サイトで、食野の加入を盛大に歓迎。「日本の神童Meshinoと契約」と題し、マンチェスター・Cとリオ・アヴェの間で契約合意に至ったことを伝えている。「技術的に高度な進化を遂げた食野は主に攻撃的MFとして、スコティッシュ・プレミアシップで3ゴールを決めている。日本のガンバ大阪から2019年にシティに引き抜かれた」ことなどが紹介されている。
クイックネス、アジリティ、ゲームビジョン、パスとシュートの質、重心の低いドリブルやアタックが特長に挙げられ、「ポルトガルサッカーを驚かせるだけの価値がある」と期待が寄せられている。
リオ・アヴェとは2年契約で、買い取りオプションもついたようだ。
食野は1998年6月18日生まれ、大阪府出身、22歳。171センチ・68キロ。キャリアは、G大阪U-15 ― G大阪U-18 ―G大阪 ― マンチェスター・C ―ハーツ ― リオ・アヴェ。ハーツではリーグ20試合・3得点を記録している。また、U-23日本代表として今年開催されたU-23アジア選手権にも出場した。
リオ・アベェは最近5シーズン、1部リーグで6位、7位、5位、7位、5位とひと桁台を続けてきた。昨季は15勝10分9敗(48得点・36失点)の勝点55(5位)だった。
チームのさらなる飛躍のためにも力になりたい“メッシーノ”は、自身のSNSのツイッター(アカウントは @rytr_msn0618)で英語にて、「Can’t wait to new season.(新シーズンが待ち切れない!)」と意欲を示している。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Manchester City’s Ryotaro MESHINO joins Rio Ave FC(loan)