リバプールのマネが新型コロナ感染。南野拓実に訪れたチャンスは…
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
規定に基づき自主隔離。先発は新加入ジョッタ、しかも大敗を喫する。
[プレミアリーグ 4節] アストン・ビラ 7-2 リバプール/2020年10月4日/ヴィラ・パーク
イングランド・プレミアリーグ、リバプールFCは10月2日、セネガル代表FWサディオ・マネが新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたと発表した。イギリス政府の規定に基づき10日間の自主隔離となる。リバプールは9月29日にスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの同陽性反応を発表していて、1週間で選手2人が離脱することとなった。
クラブの公式発表によると、マネには軽度の症状が見られるが健康状態は全く問題無いという。マネは9月28日のアーセナル戦(◯3-1)でも先発出場から同点ゴールを決めるなどリーグ開幕3連勝に大きく貢献していた。
すると二人を欠いた10月4日のアストン・ビラ戦、リバプールはまさかの2-7大敗を喫した。
マネ不在により、南野拓実の起用法にも注目が集まったが、ユルゲン・クロップ監督は4-3-3の基本布陣を踏襲。左ウイングには加入したばかりのポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが起用された。
南野は1-4で迎えた後半開始からナビ・ケイタと代わって起用され、前線3人を残したまま、トップ下でプレーした。彼らしいターンからいきなり相手選手のイエローカードを誘発するなど中盤にアクセントをもたらした。が、結局リバプールは1点を返したものの3点を決められ、2-7の大敗に終わった。
クロップ監督は10月17日(日本時間17日20:30開始)にアウェーで行われるエバートンFCとの『マージ―サイドダービー』では、マネとチアゴの2人が出場可能になることを望んでいるということだ。
南野はこのあと、オランダでの日本代表キャンプに参戦。9日にカメルーン代表、13日にコートジボワール代表と対戦する予定だ。
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[文:サカノワ編集グループ]