香川真司、W杯日本代表入りへ!STVV練習合流、最短デビューは今週末コルトレイク戦…復活期す
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「新しい香川真司」確立目指す。本人も「日本代表への思いは非常に強い」。
2014・2018年のワールドカップ(W杯)日本代表MF香川真司が2月1日、今冬加入したベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVの全体練習に合流した。このままコンディションが上がってくれば、最短デビューは日本時間2月6日0時15分キックオフのKVコルトレイク戦だ。
クラブ公式ツイッター(@STVV_JP)では同日、香川がトレーニングに加わったことを写真とともにレポート。さらにアミーン・アル・ダヒル、ジョアン・クラウスも同日に合流した。このあとカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(27日:中国代表戦、2月1日:サウジアラビア代表戦)に臨んだ日本代表のGKシュミット・ダニエルらが戻り、週末のゲームに臨む。
ただ香川はギリシャリーグでは昨年9月12日に行われた開幕のPASヤニナ戦以来、公式戦のピッチに立っていない。そのブランクがあるだけに、ドイツ人のベルント・ホラーバッハ監督がどのような判断を下すのか。まだ時期尚早か!?
加入記者会見で香川への期待を問われたSTVVの立石敬之CEOは、「攻撃のタスクを中心に、もう少しボールを触れてゲームを落ち着かせコントロールする、新しい香川真司を作っていきたい。それがシント=トロイデンVVの強化につながっていく」と、指揮官とともに話し合ったと明かしている。
また香川はSTVVで活躍し、11月開催のカタールW杯の日本代表選出につなげたいと意欲を示していた。
「この2年間、代表に絡んでいませんが、(日本代表への)思いは非常に強いです。今年はワールドカップイヤーで、その目標は常に持っています。ここからの1年の成績、パフォーマンスが非常に重視されると思いますので、そこに自分自身も期待して、入ってやっていけるイメージを持ちながら練習しています。常に目指している場所です」
2014年ブラジル、2018年ロシアを戦い、森保ジャパンにも選出されている。世界に最も近づいた男、香川の復活なるか――。新天地はベルギー。背番号は『10』に決まったシント=トロイデンでの闘いがいよいよ始まる。
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[文:サカノワ編集グループ]