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ラツィオ鎌田大地が歓喜…ローマダービー「幻の日本人初ゴール」

ローマ戦で攻め込むラツィオの鎌田大地。 (Photo by Paolo Bruno/Getty Images)

中田英寿も記録できなかった得点かと思われたが。

[セリエA 31節] ローマ 1-0 ラツィオ/2024年4月7日1:00(現地6日18:00)/スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ

 イタリア・セリエAの31節、ASローマがジャンルカ・マンチーニのゴールを守り切り、SSラツィオに1-0の勝利を収めた。

 ラツィオの日本代表MF鎌田大地はイゴール・トゥドール新監督のもと、2試合連続で先発出場。3-4-2-1のシャドーでスタートし、試合終盤はボランチでプレーした。鎌田はデュエルでも好チャージでボールを奪い切るなど、カルチョでも堂々と渡り合えているところを見せた。

 0-1で迎えた63分には、ゴール前に詰めた鎌田がアーリークロスに合わせて、ゴールネットを揺らした。ローマに在籍した中田英寿も記録できなかったローマダービーでの日本人初ゴールか、と思われたが……。

 しかしオフサイドラインを一度確認していた鎌田だが、そのあとローマ・ディフェンダーのオフサイドトラップにかかっていて、明らかなオフサイドだった。ラツィオの同点弾とはならなかった。

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 体制交代により鎌田はラツィオの中盤の中心的存在となって活躍。ボール保持率では、ラツィオが54パーセント対46パーセントと上回った。ただシュート数は11本15本、枠内シュートは1本対3本と、ローマがぶ厚い壁を築いたこともあったが、フィニッシュの精度をやや欠いた。

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