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スペイン紙「香川が日本の王であることを久保に思い起こさせた」

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

サラゴサがマジョルカに勝利。香川はバー直撃の直接FK、タメを作ってからのアシストで”魅せる”。

[コパ・デルレイ ラウンド16] サラゴサ – レアル・マドリード/2019年1月29日(日本時間30日5:00)/ラ・ロマレーダ

 コパ・デルレイ(スペイン国王杯)のラウンド32、レアル・サラゴサがRCDマジョルカに勝利を収めた1月21日の一戦、スペインメディア『アス』は「香川が今なお日本の王であることを久保に思い起こさせた」と題した動画レポートを掲載。サラゴサの香川真司のプレーをピックアップしている。

 同メディアは、香川がクロスバーを叩いた直接フリーキック、さらにペナルティエリア内で起点となってパスを放ったハビ・プアドへのアシストと、ファンを魅了したシーンを動画で紹介している。「後ろ向きになって相手から隠すようにボールを受けて、パスをつないだ」と、1-0とリードして迎えた54分、香川がしっかりタメを作ったプレーについて触れている。

 この試合後、サラゴサのビクトール・フェルナンデス監督は、4-2-3-1のトップ下でフル出場した香川真司のパフォーマンスについて、「シンジは非常に良いプレーを見せました。おそらく、ここに来てから最高の試合でした」と手放しで褒めていた。ここ最近やや調子を落としていたなか、「日本の王」の復調は指揮官にとっても大きな収穫になったようだ。

 サラゴサは25日、ホームでCDヌマンシアと対戦し、1-0の勝利を収めた。ベンチ入りした香川は、出場機会を得られなかった。

 さらにサラゴサはこのあと29日(日本時間30日5時)、コパ・デルレイのラウンド16で、レアル・マドリードとホームで対戦することが決まった。連戦が続くとあってローテーションで、香川は先発に名を連ねそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]