久保マジョルカ2部降格。来季エスパニョール就任を報じられた指揮官は「シーズンが終わってから」

久保建英。(C)SAKANOWA

グラナダ戦後には「新たな挑戦が大切」…退団示唆か。

[スペイン1部 37節] マジョルカ 1-2 グラナダ/2020年7月16日(日本時間17日)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカがグラナダCFに1-2で敗れて19位に順位を落とし、最終節を前に18位以下が確定、来シーズンの2部降格が決まった。日本代表MF久保建英はフル出場し、カットインから決定的なシュートを放つなど見せ場を作ったものの得点ならず。レアル・マドリードから期限付き移籍した今季、リーグ通算34試合・4得点・5アシストを記録した。

 現地で話題になったのが、マジョルカのビセンテ・モレノ監督の来季去就を巡る具体的な噂が、クラブの命運の懸かるこの重要な試合の2日前というタイミングで報じられたこと。

 マジョルカはグラナダ戦で勝点を奪うことが、1部残留への望みをノルマだった。その決戦を控えた14日、地元テレビ局がモレノ監督は来季、エスパニョールの指揮官に就任すると報じたのだ。しかもエスパニョールは約1億円の契約解除金を支払う準備をしていると内容も具体的。運命の一戦へ水を差す形になってしまった。

 地元メディア『ディアリオ・デ・マジョルカ』では、指揮官がグラナダ戦の前日の記者会見でその件について言及したことをレポートしている。

 モレノ監督は試合前日、あくまでも「クラブとの契約があります。シーズンが終わればどうなるか分かります」と、この件に触れなかったという。「誰が漏らしたのかどうか、問題にはしません。情報が出るか出ないのかを気にして過ごすことはできませんし、試合に集中するだけです」と、この噂の否定はしなかった。

 グラナダ戦はクチョ・エルナンデスの鮮やかなシュートで先制したものの、力尽きるように逆転を許して降格が決定……。モレノ監督はチームを3部から2年間で1部まで引き上げたものの、1年で2部に降格させてしまった。指揮官は試合後の記者会見で、「シーズンは終わりますが新たな挑戦を考えれば、行き詰ることはありません」と語っている。

 モレノ監督は2022年6月までマジョルカと契約を結んでいる。しかし同メディアは「その言葉は別れを告げているようだった」と、退団することを示唆している。

 マジョルカは9勝5分23敗の勝点32。1部残留圏内の17位セルタ・デ・ビーゴ(勝点36)と勝点3差以上が開き、最終節を前に降格圏(18位以下)が確定した。

 一方、エスパニョールは5勝9分23敗の勝点24で最下位(20位)。すでに来季の2部降格が決まっていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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