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久保建英ら新戦力の効果てきめん、アルグアシル監督「昨年よりずっとよくなっている」。レアル・ソシエダがエスパニョールに2-1勝利、白星先行で中断期間へ

レアル・ソシエダのアルグアシル監督 。(Photo by Angel Martinez/Getty Images)

久保がチェイスからアシスト。ブライス・メンデス、セルロートがゴール。

[スペイン1部 6節] R・ソシエダ 2-1 エスパニョール/2022年9月18日18:30(日本時間19日1:30)/エスタディオ・アノエタ

 スペイン1部リーグ6節、レアル・ソシエダがRCDエスパニョールに2-1で今季ホーム初勝利を収めた。日本代表の久保建英は2トップの一角に2試合連続でスタメン出場し、GKへのチェイシングからボールを奪い、それがパスとなってノルウェー代表FWアレクサンダル・セルロートのゴールをアシストした。

 レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合後の記者会見で、狙っていた攻撃はできていたが、その流れからゴールは生まれなかったこと。しかし、久保のチェイスをはじめ2ゴールが幸運な形で決まったこと。サッカーでは起こりがちであるが、ミスを相手よりも突けたことで「フェアで当然の勝利」と振り返った。

「後方から上手くポジショニングし、いろいろなことが上手く行き、しっかり(ゴール前に)運べていましたが、そこから今回も上手くいきませんでした(流れからゴールを決められなかった)。あの2ゴールは、狙っていたものと異なりました。ただ、フェアで当然の勝利でもありました。彼らのストロングポイントがセットプレーやスローインからのリスタートであることは分かっていました。失点は私たちのミスでした。ただ逆にミスを逃さず2点を決められたのは幸いでした」

 そのように理想としては、狙っている展開からのゴールを期待する。

 また、久保がアシストを記録し、セルロートとスペイン代表MFブライス・メンデスが得点。いずれも“新戦力”(セルロートは再獲得)が上手く機能したことについて、指揮官は次のように頷く。

「新加入選手によって、このチームは昨年よりずっと良くなっています。嬉しいですね。離脱者が出たなか、オモニア戦(〇2-1)のように簡単に行かないこともありますが、チームは対応し続けています。新加入選手たちの適応ぶりには満足しています。日常的にもそれを目にしてきていますので、喜びもひとしおです。選手たちは、ここでプレーしたいと来てくれました。継続性を持たせていきたいです」

 アルグアシル監督は新戦力がもたらす“ポジティブ”な効果を称賛していた。チームは3勝1分2敗と白星を先行させるいい形で、インターナショナルマッチウィークに突入する。

 このあと久保はドイツで行われる日本代表の9月シリーズに参戦する。

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