三笘薫のボスはイタリア人!デ・ゼルビ氏とブライトンが新監督就任へ交渉大詰め
ロベルト・デ・ゼルビ氏。 (Photo by Alessandro Sabattini/Getty Images)
ロシア侵攻で、シャフタール指揮後にフリー。「契約へ前向き」
グレアム・ポッター前監督のチェルシーFCへの電撃移籍により、日本代表FW三笘薫の所属するイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは、10月1日のリーグ再開に向けて、新監督の選定を進めている。ここに来て43歳のイタリア人指揮官、ロベルト・デ・ゼルビ氏(Roberto De Zerbi)が浮上、契約締結へ“前向き”だという。
これまで前横浜F・マリノスの指揮官であるスコットランド1部セルティックFCのアンジェ・ポステコグルー監督がイギリスの各ブックメーカーで人気を集めて話題を集めていた。ただ、ブライトンはフリーの人材の中から新監督の選定を進めていたようだ。
移籍の情報を専門に扱うジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏は自身のツイッター(アカウントは @FabrizioRomano )で、デ・ゼルビ氏のブライトン監督就任が近づいているとレポートしている。
ロマーノ氏は17日、ブライトンとデ・ゼルビ氏の交渉が「進行中」であり、詳細を詰める必要があると伝えていた。サッカーのクオリティの高さ、若手育成への信頼、これまでの好結果が、指揮官を選定した理由という。
そして日本時間19日に入り、改めてツイートをアップ。デ・ゼルビ氏は就任へ“前向き”とのことで、交渉がまとまりそう。「ブライトンの監督に就任するための交渉が急ピッチで進んでいます。この数時間で、それを実現するための接触が続けられています。ブライトンの期待通り、契約締結へ前向きな気持ちです」ということだ。
デ・ゼルビ氏はイタリア・セリエAのACミラン、カターニアSSDなどでプレー。指導者として、パレルモFC、ベネベント・カルチョ、U.S.サッスオーロ、そして2021-22シーズンはシャフタール・ドネツクで指揮し、中断するまでリーグ1位の成績を残し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の本選出場権獲得に貢献している。ただしロシアのウクライナ侵攻による特例措置により退避。そのまま退団し、フリーとなっていた。
一気に正式発表に漕ぎつけそうである。果たして三笘はどのような評価を受けるのか――。
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